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携帯・ワイヤレス2001年4月27日 00:00
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「PDA に Linux」 は正しい選択か?

この記事のURLhttp://japan.internet.com/allnet/20010427/1.html
著者:dhaskin@internet.com
海外internet.com発の記事
ここ数年続いた Linux フィーバーも一段落したようだ。Linux はサーバープラットフォームと しては広く受け入れられたが、デスクトップとしてはいまいちであった。

ところが最近、Linux を搭載した Agenda の新しい携帯情報端末(PDA)『VR3』が新たに注目を浴びている。はたし て Linux ハンドヘルド機器は成功するのだろうか。

現在の PDA 市場は Palm 支配が強く、Micorosoft の Pocket PC も奮闘しているため、Linux の入り込む余地はな いかに見える。しかし実際、Linux はそういったライバルと渡り合えるだけの十分な強さを持っている。

Linux ハンドヘルド機器はますます多様化

この先出荷が予定されている Linux ハンドヘルド機器は、ますます多様化の兆しをみせている。私も実際に VR3 のベ ータ版を使ってみたが、使いやすく機能的にも Palm に引けをとらなかった。

フラッシュ メモリーやマルチタスク機能などは、Palm の『m500』や Handspring の『Edge』よりも優れて いるし、その上249ドルという低価格も魅力的だ。

韓国の G.Mate が開発し、Samsung が販売を担当している『Yopy』の出荷も待ち遠しい。Yopy は、音声や映像の再生 などのマルチメディア機能を備え、価格は400ドル〜600ドルの予定。ただし、Yopy は 同じくマルチメディア対応のマ イクロソフトの Pocket PC の競合になるため、成功するためには PocketPC よりも安価であることが条件だ。

さらに、Sharp も今秋 Linux ハンドヘルド機器のリリースを予定している。こちらは、ビジネスユーザーを対象とし ており、価格は VR3 と Yopy の中間になるとみられる。

Linux ハンドヘルド機器の成功は、価格にかかっているといっても過言ではない。PDA 市場の後期参入組としてはなお さらのことだ。Linux 愛好家は、Linux の機能面をしきりに強調しているが、やはり重要なのは価格といえそうだ。

消費者に乗り換えを促すようなアプリケーションが開発できるか

Linux 成功のもう一つの条件は、魅力的なアプリケーションの開発である。

つまり成功は、Linux 開発者がいかに魅力的な消費者や企業向けのアプリケーションを開発できるかどうかにかかって いると言って良い。

さらに、開発されるアプリケーションは、消費者を現在の主流プラットフォームから乗り換えようと思わせるほど優れ たものでなければならない。

とはいえ、Linux はサーバー プラットフォームに強いという強みがある。ベンダー(販売業者)が IT 販売店に、 「企業データへのアクセスには Linux モバイル機器が最適である」ことを証明できれば、Linux が成功する確率は高 いだろう。また、Linux はハンドヘルドでも、OS 面でフルバージョンと何ら変わらない機能をもつことから、オフィス ソフトの利用にも適している。

マルチタスクは必要?

Agenda 社が強調しているマルチタスク機能は、近い将来ニーズが高まってくると思われる。PDA でマルチメディアを 利用したり、インターネット接続するユーザーが増えれば、マルチタスク機能はなくてはならない機能になっていくだ ろう。

他のプラットフォームと比べると、Linux には、熱狂的な信奉者がいるという強みがある。しかし、開発者が消費者を 魅了するようなアプリケーションを開発できなければ、また、ベンダーが魅力的な価格戦略を立てられなければ、そん なメリットも何の意味も持たなくなってしまうのである。

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