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2001年11月15日 00:00 |
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マルチメディアメッセージが、米国で新たなるブームを作り出す
著者: Ed Sutherland オリジナル版を読む プリンター用 記事を転送
▼2001年11月15日 00:00 付の記事
■海外internet.com発の記事
同じ規格の携帯電話同士で短い文字メッセージを送受信できるショートメッセージサービス(SMS)は、ワイヤレス関連ビジネスの中でも珍しく成功した例といえるだろう。
今年6月、Nokia、Motorola、Ericsson、Siemens は、ショートメッセージサービスの後継となるマルチメディアメッセージサービス(MMS)を開発することで合意した。マルチメディアメッセージサービスでは、現在ショートメッセージサービスが抱えている160文字という文字制限がなくなり、写真、ビデオ、音声などを含むメッセージの送受信が可能になる。
Nokia の言うように、マルチメディアメッセージサービスは「次なる大物」として消費者に受け入れられるのであろうか。それとも、他のアナリストが予測しているように、単なる夢に終わってしまうのだろうか。今回は、マルチメディアメッセージサービスのアプリケーションの可能性や、将来直面するであろう問題についても考えてみたい。
どのように利用されるのか
まずは、ビジネスシーンでの利用を考えてみよう。マルチメディアメッセージサービスを利用することで、携帯画面上に最新の企業の株価推移グラフを表示したり、アナリストレポートを音声で聞く、映像で見ることができるようになる。また、今後の流れによっては、携帯画面にセキュリティ カメラからの最新映像が送られれることも考えられる。
しかし、Meta Group のアナリストである Peter Firstbrook 氏は、マルチメディアメッセージサービスの本命はコンシューマー市場であるという。有望なアプリケーションとしては、映画のビデオクリップ、グラフィック広告、楽曲サービスなどが考えられる。しかし、Firstbrook 氏によれば、マルチメディアメッセージサービスは、特に北米ではまだまだ実現不可能で、ブロードバンド向けのアプリケーションが登場するのは2004年以後、さらに、技術的、資金的、社会的な壁にも直面するだろうとも予測している。
大容量データを扱う携帯電話が必要
マルチメディアメッセージサービスの実現には、より大容量のデータを扱うことのできる携帯電話が必要である。MMS の提唱者は、最初のマルチメディアメッセージは写真サービスになるだろうと予測している。しかし、Firstbrook 氏は、『Wireless Multimedia Messaging Pipe Dream』という報告書の中で、JPEG 写真の容量は文字メッセージの15倍になるだろうと指摘している。
現在、北米や欧州では、マルチメディアメッセージサービスをサポートする携帯電話は限られており、Ericsson の『T20e』など、あることはあるが、次世代の GPRS サービスを待ちあぐねている状態だ。
Compaq は最近、『iPAQ Pocket PC』を利用して、GPRS を使った MMS システムをテストを行うことを発表し、PDA は画面が大きいので、マルチメディア メッセージングには最適なプラットフォームであることを発表した。Nokia も、2G や 2.5G の携帯電話をサポートする『Multimedia Terminal Gateway』を発表し、デスクトップ PC から URL リンクなどを含んだショートメッセージを受信することを可能にした。
コストをいかに押さえられるか
ショートメッセージ1キロバイトを送信するのにかかるコストはせいぜい2セント。一方、45キロバイトの GIF イメージを送信するには45セントもかかってしまう。MMS 成功のカギは、ワイヤレスキャリアがこの料金をいかに低く押さえられるかにかかっていると、Firstbrook 氏は指摘する。
アドレスはどうなる
今年6月、欧州で送受信されたショートメッセージの数は、1カ月間で190億通にものぼる。北米では、おそらく30〜40億通くらいであろう。北米では携帯ネットワークが拡散しているために、正確な数値を把握することすら不可能だ。
Nextel ユーザーから Nextel ユーザーへなどへの、同一携帯ネットワーク内でメッセージが送受信された場合、アドレスは電話番号でOKだ。しかし、Sprint から Verizon へといった異なるネットワークにメッセージを送信する場合は、電話番号やメールアドレスにネットワークのドメイン名を付けなければならない。こうなると、操作はますます難解になる。
まずはショートメッセージサービスから
マルチメディアメッセージサービスは、まずは欧州で開始されるだろう。北米でマルチメディアメッセージを展開するためには、まずは利用者がショートメッセージを使い始めなければならない。こうした動きは2002年にも始まるだろうと予測されている。
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