米国式マイクロペイメントの採り入れ方携帯電話の着信メロディーが99セントでダウンロードできる――米国のモバイルコマースは、こうしたマイクロペイメント サービスから始まるかもしれない。
マイクロペイメントとは、クレジットカードでは決済コストが高すぎて支払うことのできないオンライン新聞記事、画像や音声など、主に10ドル以下の小額 Web コンテンツに対する決済方法だ。 マイクロペイメントは数十億ドルの売上げをもたらすであろうが、マイクロペイメントの本当の価値はモバイルコマースを消費者に紹介することにあるとアナリストは指摘している。携帯電話の着信メロディーやアニメーションをダウンロードすることによって、Mコマースが消費者にとってより身近な存在になるというのだ。 世界のワイヤレス業界ではマイクロペイメントはすでに導入されている。フィンランドでは、小額コンテンツを購入すると、月々の携帯電話の使用料と共に料金が請求されるシステムが始まっているし、日本でも同様の請求方法が導入されている。 にもかかわらず、クレジットカードが普及している米国では、商業主、金融機関、消費者の間でさまざまな議論が繰り返されているためにマイクロペイメントの導入が遅れているという。 Gartner Group の調査も、オンライン小売店の40%が10ドル以下の商品を販売したいと考えているが、クレジットカード会社に支払う決済コストによって利益が相殺される可能性もあると指摘している。 では、携帯事業者がマイクロペイメントを採用するメリットは一体何であろうか。
また、AT&T Wireless もプリペイドサービスを導入して、より長い通話時間を提供している。 こうした動きを支援するテクノロジー企業もある。Qpass は、ウォール・ストリート・ジャーナル やニューヨーク・タイムズの有料コンテンツをサポートしているが、Cingular Wireless や AT&T Wireless のマイクロペイメントの導入を支援している。同社は、主なサービスとして、着メロのダウンロードやチケット購入、ゲームなどを考えているという。 Boston Communication Group Inc. は最近、通話サービスおよびマイクロペイメントを扱うプリペイド型の電子財布を発表した。 リサーチ企業の Ovum は、2005年までの世界中のマイクロペイメントによる収益は2,000億ドルにのぼり、そのうち米国が占める割合は400億ドルにのぼると予測している。 関連記事 最新トップニュース
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