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Wi-Fi Alliance が新しいセキュリティ技術を採用無線LAN規格 802.11 系列準拠製品の相互運用性の試験と認定を行う Wi-Fi Alliance は10月31日、盛んに脆弱との指摘を受けた暗号化技術 WEP に代え、新たに『Wi-Fi Protected Access (WPA)』を、標準セキュリティ機能として採用を図っていくと正式に発表した。WPA はまだ承認に向けて作業中のセキュリティ仕様 IEEE 802.11i のサブセットで、企業用途だけではなく一般家庭での利用も視野に入れた内容となっている。
802.11i の承認作業完了は2003年9月前後となる見通しで、Wi-Fi Alliance 会長の Dennis Eaton 氏は、承認完了を待つには少々長すぎ、早手回しに何らかの対応をとらねばならなかったと、WPA 採用の理由を説明した。 同氏によると、現行の 802.11 規格準拠製品でも、多くの製品はファームウェアやソフトウェアを更新すれば、WPA に対応できるという。WPA は一時的なサブセット実装版として存在するわけではなく、802.11i の承認完了に併せて同仕様に完全対応した新版への展開を予定している。同団体はいずれ出荷状態で WPA 機能を有効にするよう、ベンダー各社に求めていく意向だ。 WAP の企業内運用形態は、LAN 内の利用者認証規格 802.1X の一般的な運用構成と同じような形態となる。クライアント機器とアクセスポイントは、通信暗号化機能として WAP に対応するのが必須で、802.1X と EAP に対応し、集中管理機能を備えたた何らかの認証サーバー、いわゆる RADIUS サーバーと併用する形となる。 一方一般家庭用途では、認証サーバーの設置が見込めないが、それでも WPA では 802.1X の機能を利用できる。もちろんサーバーが無いので、上位層の認証を得ることはできないが、クライアント機器およびアクセスポイントの双方で同じパスワードを設定することで、WEP の固定キー方式とは異なり、接続ごとにキーを生成してくれる。
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