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米国「Wi-Fiホットスポット」レポート<その7>“Chelsea Market”
チェルシー・マーケットは15丁目の9番街と10番街の1ブロックを占める商業施設で、6年ほど前にビル全体が改装され、1階はショッピングエリア、2階以上はオフィスとして利用されている。オフィスエリアには、ニューヨークの地域テレビ局 NY1 の本社、メジャーリーグのオンライン部門、その他デジタル関係の会社などがオフィスを構えており、そのレンガ造りのシックな外装からは想像し難いハイテク関係の企業が密集している。そして、1階のショッピングエリアには、八百屋、花屋、パン屋、ワイン ショップなどの小粋な商店が軒を構え、平日週末かかわらず多くのニューヨーカーに愛されている場所である。 いつもと同じように、DELL 社製 Laptop と Orinoco WiFi カードに加え、今回は電源コードも持参した。私はこのエリアで常時ショッピングをしており、電源コンセントがあると確信したからだ。カフェでコーヒーを購入してから、私は数分で電源を確保できそうなベンチを探しあてた。さらによいことに、そのベンチの上には Colubris 社製 WiFi アンテナが設置されており、快適なアクセス環境が期待できそうだ。 実際のアクセス結果に入る前に、環境に関して簡単に説明しておく。このスポットは、NY 州 White Plains に拠点を置く ISP の Cloud 9 Internet 社が無料 WiFi アクセス環境を提供している。同社は NY 界隈を中心にサービスを提供するローカル ISP として創業10年目を迎える古株で、昨今のブロードバンドアクセスも早期から積極的に着手し、現在では家庭用、商用共に DSL サービスから T1 専用線サービスまでカバーしている。同社の特長は、無料 WiFi アクセスに寛大な点で、NPO の NYCwireless と同期し個人契約者の無料 WiFi アクセスポイントの開設を認めている。
今回の感想としては、チェルシー・マーケットという場所における無料 Wi-Fi アクセス ポイントは、公園と比べるとはるかに実用性が高く、かつ電源が利用できるため、ありがたいということだ。ただし、電源はたまたまそこに位置しているだけで、私のようなユーザーのために公開しているわけではない、ということも忘れてはいけない。食材の買い物の途中にレシピのチェックや、IP 家電の操作のできるであろうこの利用形態は、今後の公共 Wi-Fi アクセスの可能性を示唆する意味で、大変興味深いものであると言えよう。 関連記事
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