IBM と Nokia が企業向け Symbian で提携フィンランドの携帯電話大手 Nokia (NYSE:NOK) は17日、IBM (NYSE:IBM) と協力して、Symbian プラットフォームに基づく企業向けモバイル アプリケーションを開発すると発表した。
それに伴い、IBM の Global Services 部門がシステム インテグレーターとして Nokia の『Mobile VPN』ソリューションを統合するという。 Nokia の Mobile VPN ソリューションは、同社の携帯電話とコンピュータのハイブリッド型モバイル機『Nokia 9210 Communicator』など、Symbian OS を搭載した携帯電話、モバイル端末に照準を合わせたもの。ソリューションは、モバイル端末のセキュリティ管理システム『Nokia Security Service Manager』(NSSM)、Mobile VPN クライアント ソフトウェアを無線通信で安全にプロビジョニングするための『Nokia Mobile VPN Client』、および Symbian OS を搭載した Nokia 携帯電話のセキュリティポリシーで構成される。 今回の発表は、Microsoft が先頃、携帯電話サービス会社 Orange SA と提携して、スマートフォンと携帯端末向けの競合 OS を市場に投入したことに遠まわしに対抗したものだ。しかし同時に、IBM と Nokia の提携は、Symbian OS ライセンシー企業のさらなる勢力拡大を示唆している。Gartner Dataquest の調査によれば、同 OS のライセンシー企業による携帯電話売上は、全世界で80%以上を占めているという。 Symbian は、Nokia のほか、Ericsson、松下通信工業、Motorola、Psion、Siemens、Sony/Ericsson などの携帯電話機大手が出資する合弁企業で、世界5大メーカーすべてをライセンシーに抱えている。 IBM の Global Services 部門は今後、外回りの営業・セールス人員用アプリケーション、ワイヤレス LAN、スマートカード アプリケーションといった企業システム向けに、安全性の高いモバイル用ビジネスアプリケーションを開発、導入するうえで Nokia を支援していくという。 関連記事 最新トップニュース
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