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2003年1月21日 00:00

移動体通信関連3社が中国市場を見据え、新会社 T3G を設立

著者Michael Singerオリジナル版を読む海外海外発
移動体通信関連3社、Datang Mobile Communications/Royal Philips Electronics (NYSE:PHG) /Samsung Electronics は20日、合弁会社 T3G を設立した。新会社設立の狙いは、中国市場の、2.5G および 3G 移動体通信サービス導入の加速だ。

設立3社によると、新会社は TD-SCDMA 通信方式用のコアチップセットの設計およびライセンス提供と、移動体通信端末などエンドユーザー向け製品の参照設計を手掛けるという。TD-SCDMA 方式端末の一般向け製品の生産は、2004年に中国で始まる見通し。

Samsung の移動体通信部門副社長 Shin, Jong Kyun 氏は、「中国は世界でもっとも大きな携帯電話市場だが、いまだ未開発の需要が相当にある」と述べた。

Datang は TD-SCDMA での実績、Philips は半導体製品の設計製造技術、Samsung は携帯電話メーカーとしての力を、新会社に集約する。各社はベンチャープロジェクトを進めるにあたって、資本、技術、人員およびマーケティングなど、相当量の資源を投入したという。

中国では 2G ネットワークの展開が遅れ、利用できる周波数帯の収容量不足に直面しており、3社によれば、これが市場拡大の足かせになっているという。3G ネットワークの導入で問題は解決できるが、インフラ構築に要する高額のコストが原因で、移動体通信各社は及び腰だった。TD-SCDMA 方式は、必要な電波帯域幅が他の 3G 通信方式に比べて狭く、上り下りを同一波の中で時分割で制御することから、柔軟な運用が可能なほか、GSM ネットワークとのハンドオーバー時に通信切断が発生しないなど、既存ネットワークとの親和性も高く、導入の負担が少ないとしている。TD-SCDMA は、Datang と Siemens が開発した中国独自の 3G 通信方式で、ITU の承認も済んでいる。

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