Symbian、開発者向けイベントで新 OS を披露移動体通信機器用のソフトプラットフォームを開発する Symbian は、先ごろ最新環境『Symbian OS v7.0』を、同社主催の開発者向けイベント『Exposium03』の席上で披露した。なお、すでに同環境のライセンス先には提供を開始している。
Symbian は新版の特色として、軽快なマルチスレッド式の各種メディア対応フレームワーク、W-CDMA への対応、『Java Mobile Information Device Profile 2.0』(MIDP 2.0) への対応、並行した複数のパケットデータ通信の実現、表記順の異なる言語も含めた他国語対応といった点を挙げた。 同環境のメディア対応は、マルチスレッド式の各種メディア対応フレームワーク (MMF) を採用することによって、音声録音、再生、オーディオストリーミング、画像処理といった機能の強化が実現するという。MMF には汎用リッチメディア プラグイン システムを備えており、音声処理や画像処理ハードウェアの抽象化 (HAL) API を提供する。音声形式としては、WAV/AU/RAW/PCM/uLaw/aLaw/GSM6.10 に対応している。また MIDI クライアント API を提供するほか、複数のメディアデータ ストリームの同時処理にも対応する。 また標準化団体 3GPP の定める次世代通信方式 W-CDMA にも対応したことで、各種通信方式への対応が充実した。Symbian OS の通信スタックは、すでに GSM/GPRS/EDGE/CDMA (IS-95)/cdma2000 1x に対応している。多様な通信方式への対応は、端末メーカーの各通信方式対応端末設計に要する労力低減を実現する。 最後に複数の同時パケット通信の実現だが、これは Web を利用しながら同時に Eメールの送受信ができるといった、快適な利用環境を実現するというユーザーメリットだけでなく、通信事業者の観点からみても、現在ますます大きな収入源となりつつあるデータ通信サービスを、同時利用してもらえるというメリットが見込める。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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