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2003年5月12日 00:00

『Palm OS 6.0』の概要が明らかに

著者Michael Singerオリジナル版を読む海外海外発
Palm (NASDAQ:PALM) の次世代 OS は、現行 OS 同様、急進的かつ論議を呼ぶものになりそうだ。

Palm のソフトウェア開発を担当する子会社 PalmSource は今月第2週、次世代 OS『Palm OS 6.0』が年内に完成し、早ければ2004年にも出荷できる見通しだと述べた。

PalmSource は、OS 6 の詳細の具体的な説明はできないとしながらも、ワイヤレス機能ならびにデータ転送のセキュリティ機能にも重点を置いていると述べた。同社はサンメテオで開催した『Developer Seminar』で7日、次期 OS の新機能の一部を概要説明したが、報道機関向けの発表は行なわなかった。

Developer Seminar における報告によると、OS 6 はきめ細かなアプリケーションレベルのセキュリティ機能とプラグ接続可能な I/O インターフェイスを備えるという。つまり、ライセンシは文字入力装置『Graffiti』を取り外して、バイオメトリクス装置など、別の装置と替えることができるのだ。PalmSource はまた、明らかに OS 6 を『Microsoft .NET』互換にしようともしている。

PalmSource にとって大きな問題は、Palm のハードウェア部門 Palm Solutions との『Palm OS 5.0』の一部コードを巡る所有権争いだろう。

Jupiter Research のアナリスト Michael Gartenberg 氏は、「捕らえ方の問題だ」と言う。「OS 5 は基本的に、ARM ベースのアーキテクチャで稼動する OS 4 だ。この点から見れば、Palm Solutions はただ乗りをしているのではなく、OS を所有していることになる」

PalmSource は当初、OS 6 のテスト版を今年半ばにリリースする予定でいたが、それが遅れている。その遅れの原因は、Palm がハードウェア部門とソフトウェア部門の分離を遅らせたことにあるかもしれない。OS 6 のリリースが遅れているもうひとつの原因として考えられるのは、Palm がオープンソースコミュニティを利用しようとしていることだ。PalmSouce の CEO (最高経営責任者) David Nagel 氏は、internetnews.com との独占インタビューで、同社のソースコードを提携企業以外にも公開する可能性を明らかにしている。

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