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PalmSource、『Sahara』でさらなる業務用途拡大を目指すPalmSource は17日、『CeBIT America』の席上で、業務用モバイル機器アーキテクチャとして、次代のプラットフォームフレームワーク『Sahara (開発コード名)』を発表した。同社 CEO の David Nagel 氏によると、業務用途に主眼を置いた戦略により、企業向け市場で『Palm OS』の利用が、さらに拡大するという。
Nagel 氏は、製品を購入する場所が小売り店だとしても、買った人々の80%は仕事に使っていると述べた。2002年の時点で、Palm OS のモバイル機器用プラットフォームシェアは59%あり、依然として優位は揺らいでいない。比べて Microsoft の『Pocket PC』のシェアは30%、その他のプラットフォームは11%となっている。 同氏によると、PalmSource では企業向け市場での優位性を保つため、セキュリティ、メッセージング、情報、管理という、企業内 IT 担当のミッションクリティカルな要求に応える4つの要素を軸に、Sahara フレームワークを開発しているという。PalmSource の現行プラットフォーム『Palm OS 5』が正式に登場してから、まだ1年も過ぎていないが、Sahara は年内にもライセンス供与先への先行版提供となる模様だ。 Palm OS は、バージョン5で『ARM』コアアーキテクチャ専用となり、68K アーキテクチャ『Dragonball』プロセッサ用だったそれまでの版に比べて、処理能力の面では大きく飛躍した。PalmSource は Sahara によって、企業向け市場でさらに勢力を広げるにあたり、同社の前に立ちはだかる大きな課題を解決する狙いだ。実際、かつて Palm は、大規模な IT 部門ならではの要求を満たせないとして、Disney など大手企業顧客を逃がしてきた。 大企業の IT 担当者にとって、セキュリティが最も重要と Nagel 氏も認めている。 Palm OS 5 と異なり、Sahara では、プラグイン可能な暗号化および認証技術、署名つきコード、データベースとファイルの暗号化、そしてバックエンドネットワークとの接続が可能な拡張メッセージングといった、共通仕様に基づくセキュリティ面の付加機能を、標準的に利用できるようになるという。
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