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2003年7月17日 00:00

Intersil、無線 LAN 事業から撤退

著者Eric Griffithオリジナル版を読む海外海外発
『PRISM』ブランドで Wi-Fi チップ市場を長らくリードしてきた Intersil (NASDAQ:ISIL) が、無線 LAN 事業から撤退しようとしている。同社は16日、無線ネットワーク製品部門 Wireless Networking Product Group をファブレス IC メーカーの GlobespanVirata (NASDAQ:GSPN) に売却することで、両社が最終合意に署名したと発表した。

売却の金銭的条件には、Intersil が現金2億5000万ドルおよび GlobespanVirata 株1億1500万ドル相当を受け取ることが含まれている。Intersil は、Wireless Networking Product Group の売掛金と買掛金を保持するため、同部門売却完了後にさらに約2000万ドルの現金を受け取る。最終的に同社が受け取る現金は、合計およそ3億ドルにのぼる見込みだ。

Intersil の2003年第1四半期決算では、総売上は1億6440万ドル。そのうち Wireless Networking Product Group 部門の売上は約4900万ドルで、残りは売却対象外の他部門からだった。

Wireless Networking Product Group は、「802.11b」「802.11g」「802.11a」規格などの PRISM ブランド無線 LAN 製品すべてとその知的所有権を保有。従業員は300人を数える。

今回の契約は両社にとって理にかなったものだ。GlobespanVirata にとっては、DSL 製品用のチップに Wi-Fi 技術を統合できる利点がある。Intersil についても、金融アナリストたちは Wireless Networking Product Group 部門の売却を適切なものと評価しているようだ。たとえば、WR Hambrecht + Co は、リサーチノートの中で次のように述べている。「GlobespanVirata に無線 LAN 事業を売却するという決断は、株価の観点からすると好ましい行動と言える。なぜなら、無線 LAN 市場における熾烈な競争から生まれた余剰株式を整理中できるからだ」。Deutsche Bank も、アナログ事業に一本化した Intersil の選択を「戦略的に正しい」と評価している。

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