Microsoft (NASDAQ:MSFT) は12日、無線 LAN に接続する『Windows XP』ユーザー向けのプロビジョニングとセキュアなサインオンを強化した技術『Wireless Provisioning Service』(WPS) を発表した。提供開始は2004年第1四半期の予定。これにより、『Windows NT』『Windows 2000』など Windows 旧バージョンから Windows XP にアップグレードするユーザーが増える可能性がある。
WPS は、モバイルワーカーが Wi-Fi ホットスポットや企業の無線 LAN に、より簡単に接続できるよう設計されている。
Microsoft によると、Windows XP ユーザーは WPS を使うと Wi-Fi ホットスポットの利用プロセスがシームレスに行なえるという。なぜなら、WPS は、自動ワイヤレス設定や接続ウイザードといった Windows プラットフォームのワイヤレス技術や機能、それに『Protected Extensible Authentication』(PEAP) や『Wi-Fi Protected Access』(WPA) といった Windows XP のワイヤレスセキュリティ機能をサポートしているからだ。
バックエンドでの実装について Microsoft は、『Windows Server 2003』(旧名『Windows .NET Server』) にワイヤレスコンポーネントを完全に組み込んで出荷することになる、と述べている。
Microsoft が発表を行なったのは、ジュネーブで開催中の『ITU TELECOM World 2003』会場だった。同社はまた、ワイヤレス ISP や企業の IT 部門がバックエンドの『Wireless Provisioning Architecture』を、2004年第1四半期にリリース予定の『Windows Server 2003 Service Pack 1』に無償でインストールできるとも述べた。