米国における『BlackBerry』販売差し止めにつながりかねない判決を受けている Research in Motion (NASDAQ:RIMM) は26日、ヨーロッパのビジネスユーザー向けに GSM/GPRS ネットワークの国際ローミングに対応した新型トライバンド端末『BlackBerry 7730』を発表した。
Research in Motion (RIM) によると、BlackBerry 7730 は明るい大型カラー画面を搭載し、Eメール/音声通話/ショートメッセージ/ブラウザ機能を備えているという。
RIM がこれをヨーロッパ向けに発表した背景には、米国で直面している危機的状況がある。同社は8月、NTP から訴えられた特許侵害訴訟で5300万ドルの損害賠償を命じられている。同時に米国における Blackberry の販売差し止め命令も受けた。
なお、この販売差し止め命令については、RIM の控訴を理由に保留扱いとなっている。
裁判の行方が不透明なため、アナリストの間では RIM が法人市場での勢いを失うのではないかという懸念が生まれていた。しかし、今回のヨーロッパ市場向け新型端末の発表は、同社が世界中の全拠点で市場獲得を試みている姿勢を示すものになった。