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Cingular、410億ドルで AT&T Wireless 買収へ米国3番手の移動体通信事業者 AT&T Wireless Services (NYSE:AWE) をめぐって行きつ戻りつした買収劇が、17日深夜2時にようやく決着した。410億ドルを提示した Cingular Wireless が、英国の移動体通信事業者 Vodafone Group (NYSE:VOD) に競り勝ったのだ。Cingular は、SBC Communications (NYSE:SBC) と BellSouth (NYSE:BLS) のジョイントベンチャー。
これにより、Cingular は、米国第2位の移動体通信事業者から4600万人の加入者を持つ最大手に躍進する。そして、長らく待たれていた米国の移動体通信業界の整理統合も加速するだろう。 Vodafone は、380億ドルを提示したと伝えられているが、その後で買収競争から降りた。同社は声明の中で、買収競争をこれ以上続けることは「株主の利益にならない」と判断したと述べている。AT&T Wireless の少数株主 NTT ドコモ (NYSE:DCM) や、Nextel Communications (NASDAQ:NXTL) も AT&T Wireless に関心を示していたが、13日の時点で買収を断念した。 規制当局や株主の承認が必要となるため、買収手続きの完了は第4四半期になる見込みだ。Cingular の社長兼 CEO (最高経営責任者) Stan Sigman 氏によれば、買収後も Cingular の社名を変えず本社も現状どおりジョージア州アトランタに置いて事業を続ける。これは、必ずしもワシントン州レドモンドにある AT&T Wireless のオフィスを閉鎖することを意味しないという。 Cingular が AT&T Wireless 買収に最初に提示した額は300億ドルだった。通信業界筋はだいぶ前から、米国の移動体通信事業者6社 (AT&T Wireless、Cingular、Nextel、Sprint、T-Mobile、Verizon Wireless) 間の整理統合が遅れていると指摘している。 関連テーマ
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