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UWB 仕様をめぐる混乱、これで決着か?超広帯域無線 (UWB) 技術は、家庭内などの狭い範囲で運用する超高速無線接続を実現する重要技術となりそうだが、業界団体の MultiBand OFDM Alliance (MBOA) と国際標準化団体の IEEE が競合する仕様を提案しているため、これまで身動きがとれない状態が続いていた。
それがようやく変わろうとしている。一本化したというわけではないが、WPAN (Wireless Personal Area Network) を推進する非営利の業界団体 WiMedia Alliance が5日、MBOA の仕様支持を正式に表明した。WiMedia の支持により、UWB 対応機器の開発で、MBOA 仕様採用の後押しとなるかもしれない。 両団体の発表によれば、MBOA の仕様が支持を得たことと、WiMedia の推進する統一プラットフォームが組み合わさることで、IEEE1394(Firewire)、USB、IP ベースのアプリケーションプロトコルといったものの無線版を実現するための基盤になるという。WiMedia Alliance は、特に USB や Firewire の無線版という用途に対する一般消費者の需要が、UWB 製品展開の最初の足がかりになるとの見解を示した。 WiMedia Alliance は、さまざまな消費者向け製品間の、無線による相互接続性実現および推進を目的としている。MBOA は、Intel をはじめとする120社以上の企業連合として昨年発足した。 MBOA は UWB 技術の製品化を、複数の半導体製品メーカーがサンプル出荷を開始する予定の、2004年末と見ている。集積度を高め完全に CMOS 化したソリューションが登場するのは、2005年になる見通しだ。 WiMedia は仕様が一本化するのを待たずに「見切り発車」した形だが、MBOA は今後も IEEE に仕様の一本化を強く求める構えだ。
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