Microsoft は OS 製品やオフィススイート製品で時々痛い目に遭っているが、キーボードやマウスといったハードウェア製品では順調に実績を積んでいる。同社の Wi-Fi 製品も例外ではない。
同社は2002年、最初の Wi-Fi 製品として802.11b 製品を発売し、2003年後半にはより高速な802.11g に主力を移した。それまでそれぞれの規格対応製品が競合していた期間が数か月あり、売上に影響した可能性もある。それでも、Synergy Research Group のアナリスト Aaron Vance 氏によると、かなり確度の高い推定として、Microsoft は米国の無線ホームネットワーク機器のメーカーとして、5本の指に入っているという。
Microsoft の広報担当は11日、802.11g 製品の小売り販売は好調で、ホームネットワークの使い易さとセキュリティに関して「業界水準を高め」てきたとしつつも、Wi-Fi 製品事業を縮小すると認めた。同社は今後、無線 LAN に特化した製品を開発する予定はない。その代わり、Wi-Fi 製品で培った経験を、今後登場する他のハードウェア機器に活かす。
同社は、ベースステーション (ルーター) や各種クライアントアダプタ (USB、PC カード、PCI ボード、家庭用ゲーム機用) など、無線 LAN 環境の構築に必要な 802.11g 製品を一通り販売している。802.11b 製品は、ベースステーション、PC カードおよび USB 接続のクライアントアダプタを扱っている。