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2004年5月19日 00:00

Cometa Networks、資金不足で事業閉鎖へ

著者Eric Griffithオリジナル版を読む海外海外発
昨年、遅まきながらホットスポットを開設し、ようやく当初の事業計画が軌道に乗り始めたかに見えた Cometa Networks が、今週中にも事業閉鎖を発表する見通しとなった。

「(わが社が) 初回の調達で得た資金は、成長著しいこの市場に対してのものだった。しかし、全米規模でホットスポットを展開するには追加資本が必要で、しかもそれは相当な額だ。ところが (ベンチャーキャピタルは) 初回の投資に対する利益率が不十分だと判断したようで、この追加資本を得られない限り、われわれは事業を停止するしかない」。Cometa のマーケティング担当副社長 Kent Hellebust 氏は、取材に答えてこのように述べた。

Cometa は2002年末、IBMAT&T、および Intel が合弁事業として設立した会社で、投資会社の Apax Partners および 3i も出資している。同社は当初、米国内だけで2万か所のホットスポットからなるネットワークの構築を目指した (実際これまでに開設したホットスポットはシアトルの250か所のみ)。そして、Wi-Fi ネットワーク接続を他のワイヤレス ISP や iPass などの接続サービス業者に卸売りで販売する計画だった。

同じくホットスポット事業を展開する Boingo Wireless は、Cometa にローミング契約の話を持ちかけたが、断られたと述べている。Boingo 会長の Sky Dayton 氏は声明の中で、Cometa の事業は「発想は良かったが、やり方がまずかった」とコメントした。卸売りという事業モデル自体は素晴らしいし、Cometa は市場の牽引役になる潜在能力を持っていたが、「本格的な事業展開前にあまりに多くの資金を使いすぎた。そして、まだ構築もされていないネットワークに対して、通信事業者に高額な接続契約を要求した。そんなものに飛びつく事業者はいない」と述べている。

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