携帯・ワイヤレス2004年6月11日 00:00
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携帯業界は FeliCa 搭載で新たなステージに―― MMC2004 レポート

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著者:japan.internet.com 編集部
国内internet.com発の記事
2004年6月10日、東京都港区で「モバイルマーケティングカンファレンス(MMC) 2004」が開催された。

内容は、協賛・協力企業による展示、モバイルマーケティングについてのトークセッション、協賛企業によるミニセミナーなど。

トークセッションにおいて、NTT ドコモiモード企画部の夏野剛氏は「今年、携帯電話市場には、消費者のライフスタイルを変える大きなうねりが起きる」との展望を述べた。そのきっかけになるのが、FeliCa 搭載の携帯電話だという。

「通話インフラとして成長してきた携帯電話は、1999年のiモードの登場からITインフラとしての機能を備えてきた。さらに FeliCa を搭載することで、生活インフラとしてさらに成長するだろう。リアルでの決済を扱えるようになることで、iモードの登場時のようなパラダイムシフトが起きる」と語った。

またモバイルマーケティングを行う株式会社ディーツーコミュニケーションズの代表取締役社長、藤田明久氏は、「モバイルマーケティングの市場は、今後5年を待たずに1,000億円市場に成長する」との見込みを示した。

携帯を使ったキャンペーンを展開する立場からは、日本コカ・コーラ株式会社 バイスプレジデントの佐藤真氏がコメントを述べた。携帯を使ったキャンペーンは、ユーザーに「おもしろさ」や「楽しさ」を与えている、という。

同社が「爽健美茶」のキャンペーンから得た結果によると、携帯向けキャンペーンサイトにアクセスしたユーザーは、アクセス後のイメージ調査で、同社に対して「好きな」「親しめる」というポイントを高くつけたそうだ。佐藤氏はこれについて、「携帯は、ユーザーの感情の移入量が他のメディアと全く違う」と述べた。「携帯は、もう補完的なメディアではない。質の高いコミュニケーションを、安くで行うことができるものだ」(佐藤氏)

NTT ドコモの夏野氏によると、今秋より、iモードの「メッセージフリー」機能を、初期設定でオンにするという。メッセージフリーは、あらかじめ承諾を受けたユーザーに、広告主の情報を無料で送信する機能で、現在は端末を購入した時点ではオフになっている。リーチするユーザー数が増えることで、利用の拡大が期待される。

左から、藤田氏、夏野氏、佐藤氏。


展示コーナーでは、株式会社スクウェア・エニックスが、発着信後にゲームアプリが自動的に起動する「待ちスロ」を使ったキャンペーンシステムを紹介していた。プレイ時にパケット料金がかからず、ユーザーの負担を軽減できるところが特長だ。

株式会社ユナイテッド・ワールド・ミュージック(UWM)は、CMソングの着信メロディ/着うたのダウンロードサイトを ASP で提供するサービスを紹介。TV CM を展開する企業が手軽に利用できる仕組みを用意した。

コカ・コーラは、FeliCa 搭載の携帯端末に対応した自販機(シーモ)を展示していた。これまでは、2次元バーコードや赤外線通信と携帯電話を組み合わせて購入する仕組みを提供してきたが、ダウンロード等の操作が必要だった。Felica 搭載端末を使うと、かざすだけで飲料が購入できるようになる。FeliCa 搭載端末対応のシーモは、今夏から各地に設置される。

Felica 搭載端末対応のシーモ。



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