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シングルサインオン大型契約、IBM が Orange から獲得

Clint Boulton
 
 
IBM (NYSE:IBM) は22日、France Telecom 傘下の移動体通信事業者 Orange にシングルサインオン Web サービスおよび関連ソフトウェアを提供する契約を結んだと発表した。

IBM が提供するのは、アクセス管理ソリューション『Tivoli Access Manager』、ポータルフレームワーク『WebSphere Portal』、モバイル機器向けミドルウェア『WebSphere Everyplace Access』などだ。Orange はそれらを使ってシングルサインオン環境を整え、5000万人にのぼる自社の携帯電話ユーザーがゲームやオンラインバンキングあるいは E メールなど、さまざまなモバイルサービスへ安全にシングルサインオンできるようにする。なお、Tivoli Access Manager は、ユーザー認証技術の標準化団体 Liberty Alliance Project の仕様「Liberty 1.1」に準拠している。

契約の金銭的条件は、明らかにされていない。

両社は声明を発表し、IBM 製ソフトウェアの組み合わせが強固な Web サービスプラットフォームを提供するため、Orange がより高品質なモバイルサービスを顧客に提供できると、述べている。

Orange の顧客にとって大きな利点は、同社の子会社が提供するサービスや、(オンライン銀行をはじめ) サードパーティのコンテンツプロバイダが提供するサービスサービスを、いちいち面倒な認証手続きなしに、シングルサインオンで利用できるようになることだ。

加えて、Orange の姉妹会社やサードパーティのコンテンツプロバイダにとっても、個々に ID アカウントを発行する必要がないため、経費を節減できる利点が大きい。

今回の契約は、複数の企業にまたがる ID 管理システムの契約としては最大級のもので、ID 管理市場が本格化していることを表している。21日には、Oracle (NASDAQ:ORCL) と Novell (NASDAQ:NOVL) がそれぞれ、サンディエゴで開催中の『Burton Group Catalyst Conference』(7月21日〜23日) で、新しい ID 管理製品を発表したばかりだ。

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