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W3C と OMA、モバイル Web アクセス仕様策定で協力携帯端末を介して Web にアクセスするユーザーを増やそうと、Web 標準化団体 World Wide Web Consortium (W3C) とモバイルサービス標準化団体 Open Mobile Alliance (OMA) が、モバイル Web 標準仕様の策定で協力する覚書を交わした。
両団体は7月29日、対立的な仕様策定を防ぐために情報を共有し、Web 対応型の電話/カメラ/PDA などモバイル機器からのインターネット接続をより容易にする、と発表した。OMA は、モバイルデータサービスの仕様を開発している。 覚書にしたがって W3C と OMA は、技術情報および仕様を共有して、開発者/製品メーカー/サービスプロバイダ/ユーザー、すべてにとって利益になる堅牢かつ実用的な仕様の策定で協力する。両団体は互いの進捗状況を話し合う会議を開く予定だが、具体的な日程はまだ決まっていないという。 W3C の作業部会 Multimodal and Voice Working Group で広報を担当する Max Froumentin 氏は、OMA との協力の狙いについて、(両団体が) 同じ作業を二重に行なう無駄、および (互換性のない) 仕様を策定する不合理を避けるためだと述べた。 「さまざまな機器から Web アクセスできるようになった今、標準化団体間で仕様策定が重複してしまう恐れが潜在的にある」と、Froumentin 氏は internetnews.com に語った。 たとえば、Froumentin 氏が所属する Multimodal and Voice Working Group は、Web コンテンツをモバイル機器に対応させる仕様を担当し、音声認識/キーボード/タッチスクリーン/スタイラスペンという、異なる入力方式を同一セッションで使用できるマルチモーダルに取り組んでいる。これが実現すれば、スマートフォン (多機能携帯電話) でキーボードを使う煩わしさが軽減する。だが、(今回のような協力がなければ) OMA も、同様のサービス仕様を開発してしまう恐れがあり、その場合、両者の努力が重複し、時間と労力が無駄になりかねなかった。
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