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Symbian OS 搭載の携帯電話に感染する新ワームフィンランドのセキュリティ会社 F-Secure は10日、『Symbian』OS 搭載の携帯電話機を狙う新たなワーム『Lasco.A』が見つかり、急速に感染を拡大しているとして警告を発した。
「Symbian OS を狙ったこの新ワームは、2つの感染手法を利用する。これはパソコンの世界では一般的だが、携帯電話の世界では聞いたことがない」と、F-Secure のウイルス対策調査ディレクタ Mikko Hypponen 氏は言う。 2つの感染手法とはつまり、Bluetooth 無線接続を経由する方法と、添付ファイルの形で別の携帯電話に自らを広げていくやり方だ。 Hypponen 氏によれば、新ワーム Lasco.A は、感染した携帯電話内にあるすべての Symbian Installation System (.sis) 形式のインストールファイルを探し出し、自らのコピーを探し出した .sis ファイルに書き加えるという。 ユーザーが感染した .sis ファイルを他の携帯電話にコピーすることで、Lasco.A は感染を広げていく。ゆえに感染の危険が最も高いのは、携帯電話間でプログラムをやり取りする際だと Hypponen 氏は話す。 さらに Lasco.A は Bluetooth 経由でも感染し、電波が届く範囲内にあって、接続可能モードになっている Bluetooth 対応電話に自らを送信しようとする。 Lasco.A は、同じく携帯電話に感染する『Cabir』ワームの亜種で、先月見つかった『Cabir.H』のソースコードをベースにしている。Cabir.H 同様、Lasco.A もまた、ターゲットが Bluetooth の通信圏外に出た場合、即座に次のターゲットを探しにかかる。Cabir と違うのは、添付ファイルの形で広がる能力を備えた点だ。 Lasco.A は、ブラジルのウイルス作者が書いたもので、自身の Web サイトにソースコードを公開しているが、これをきっかけに携帯電話を狙ったウイルスが急増する可能性が高いと、Hypponen 氏は警告を発した。 「事態は今後さらに悪化するだろう。ソースコードがこれほど容易に手に入るのだから、近い将来、趣味や悪意のウイルス作者がコードを手に入れ、それをもとに新たなウイルスを書くにちがいない」と Hypponen 氏は述べている。 関連記事
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