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2005年2月3日 00:00

メッシュネットワーク構築用オープンソース OS、自治体にも

著者Eric Griffithオリジナル版を読む海外海外発
イリノイ州にあるコミュニティ ワイヤレスネットワーク組織『Champaign-Urbana Community Wireless Network』(CUWiN) は、近日中に BSD ライセンス取得済みのオープンソース OS ソフトウェア『CUWiN 0.5.5』をリリースする。同 OS を使うと、旧型で安価なパソコンをメッシュネットワークのバックボーンに生まれ変わらせることができる。CUWiN は、イリノイ州の2都市 (シャンペインと隣接するアーバナ) にあるコミュニティ無線ネットワークだ。

使い方は簡単で、CUWiN 0.5.5 をディスクに焼き付けて、そのディスクでパソコンを起動するだけでいい。対応する Wi-Fi カードがインストールされていれば、そのパソコンは、メッシュトポロジを使ったワイヤレスネットワーク上で、新たな自律管理ノードに変身する。

CUWiN のプロジェクトコーディネータ Sascha Meinrath 氏は、「ルーティングプロトコルに手を加え、完全な自律設定型にした」と述べている。狙いは、「市販の部品 (および) リサイクルした旧式コンピュータ」を使って誰でも WLAN インフラを構築できるようにすることだという。

CUWiN 0.5.5 の利用者として想定しているのは、発展途上国から (先進国) 自治体運営の本格的 WLAN までと幅広い。なお、ガーナではすでに米国のボランティア組織『平和部隊』の1グループが、D-Link 製 Wi-Fi カード付きの旧型 Pentium 搭載 Dell パソコンにインストールして、CUWiN OS を使用中だ。

これまで、WLAN によるメッシュネットワーク構築には Tropos NetworksBelAir Networks などが販売するハードウェアおよびソフトウェアを使っているケースが多かった。しかし、Meinrath 氏によると、CUWiN 0.5.5 は「大半の市販システムよりもうまくスケールアップ」できる機能を備えているという。

CUWiN 0.5.5 は、今週末までに CUWiN の Web サイトにアップロードされる予定だ。


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