『RFID World 2005 Conference』会議 (3月1日-3日) で Sun が発表したのは、各種業界に特化した RFID ソリューション アーキテクチャ『Sun RFID Industry Solution Architecture (ISA)』の CPG メーカー版、『Sun RFID ISA for Manufacturing』で、すでに設計/試験/調整/文書化を終えているという。
導入期限を過ぎた今、RFID 業界は、CPG メーカーが今後は RFID 技術を自社利益のために活用し始めると見ている。たとえば、倉庫在庫の管理改善や出荷前通知プロセスの自動化などだ。
Sun の業界特化 RFID アーキテクチャは、各メーカーが RFID を単に出荷追跡技術として用いるのでなく、サプライチェーン内での商品自動追跡から得た情報をビジネスプロセスの改善に利用できるよう、支援を行なうことを目的とする。
今回発表となった RFID ISA for Manufacturing は、各メーカーがエンドツーエンドの RFID アプリケーションを構築するための詳細なガイドラインを提供している。同アーキテクチャは、技術コンポーネントとして倉庫在庫の管理と出荷通知に必要なすべてのハードウェアおよびソフトウェアを指定しており、その中には『Sun Java System RFID Software』、Provia Software の『ViaWare Warehouse Management System』、Printronix の RFID プリンタ、RFID 読み取り装置および統合ミドルウェアなどを含む。
Sun は、政府機関、製薬会社、小売業者など、他の特定分野向けにも同様のアーキテクチャをリリースする計画だ。2004年2月には提携会社の Supplyscape とともに、製薬業界向けの『Pharmaceutical Anti-Counterfeit RFID Package』をリリースする意向を明らかにしており、また2005年1月には、小売業者を対象とするアーキテクチャを発表した。