携帯・ワイヤレス2005年3月23日 00:00
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自動車用ミドルウェアにも力、IBM が開発を着々進行

この記事のURLhttp://japan.internet.com/allnet/20050323/12.html
著者:Michael Singer
海外internet.com発の記事
サーバー用ミドルウェアで有名な IBM (NYSE:IBM) は、静かに着々と自動車用ミドルウェアの開発も進めている。

同社は過去30年間、自動車用にソフトウェアおよび電子機器をベースにしたサポートを提供してきた歴史を持つ。このような、コンピュータと通信技術を組み合わせた分野はテレマティックスとも呼ばれる。IBM は現在、車内のカーナビ/音声応答/データ処理など情報システムと運転者との連携を向上させるための、新しいプロジェクトをいくつか同時に進行中だ。

同社のモバイルソリューション担当ディレクタ Eugene Cox 氏は、次のように語っている。「これは、(必要な情報をいつでも、どこでも、簡単に、しかも安全に利用できる環境づくりを目指す) パーベイシブ コンピューティング戦略の一環であり、自動車と携帯電話および電子機器などの相互接続性を高めるためのプロジェクトだ」

Cox 氏によると、IBM は 全地球測位システム (GPS) および各種ワイヤレス通信技術と、自社の統合サービスを組み合わせて、韓国で車両の動きをリアルタイムに追えるようにしたシステムを、同国の自動車メーカー Hyundai Motor に提供中だという。こんなシステムは、一見 George Orwell の小説『1984年』に出てくる監視社会のような感じを与えるかもしれない。しかし、実際は道路状況や交通状態を知らせることで運転者を助けている、と Cox 氏は説明した。

IBM はまた、イギリス最大の保険会社 Norwich Union と提携し、同国の地方都市ノリッジで、テレマティックスシステムをテスト中だ。同システムは「pay as you drive」、つまり運転距離にのみ基づいて保険料を払えばいいのが大きな特徴になっている。

「わが社には、絶えず自動車の状況を診断するプログラムもある。同プログラムでは、燃費効率の表示やエアバッグ搭載の分析をはじめ、自動車に付けられると考え得るサービスをほぼ全て組み入れている。このプログラムの目的は、メーカーが自社製品についてより良く把握できるよう支援することだ」と Cox 氏は述べている。

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