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2005年4月26日 13:00

MontaVista、スマートフォン用 Linux を発表

著者Michael Singerオリジナル版を読む海外海外発
組み込み用 Linux 製品を手がける MontaVista Software は25日、モバイル機器用の新たな組み込み OS『Mobilinux 4.0』を発表した。Microsoft や Symbian といったスマートフォン用 OS を手がけるライバルが注目せざるを得ない製品だ。

MontaVista は Mobilinux のターゲット製品として、価格帯が300ドルないし600ドルの移動体通信端末を見込んでいる。Mobilinux の出荷は、第2四半期中になる予定で、Openwave、palmOne、Motorola、NEC、Panasonic といった MontaVista の提携企業にとって即戦力となる。

Mobilinux は、Linux カーネル2.6をベースにした OS で、『Eclipse 3.0.1』『CDT 2.1』といった開発環境のほか、ユーザーインターフェースとしては『KDrive (TinyX)』『GTK』といった GUI 環境に対応している。

Mobilinux のバージョンが4.0となっているのは、『MontaVista Linux』ファミリの他製品3種、すなわち組み込み機器用の『Professional Edition』、通信設備用の『Carrier Grade Edition』、家電製品用の『Consumer Electronics Edition』と異なり、新たな市場向けという位置付けを示すためだ。Mobilinux は、高速起動 (1秒未満)、省メモリ、省電力といった特長を備え、RFID、Bluetooth、それに SAMBA にも対応する。

MontaVista のマーケティング担当副社長 Peder Ulander 氏によれば、同社は端末メーカーや移動体通信事業者各社と協力し、オープンな技術や業界標準の技術を通じて、各社の設計仕様実現に取り組んでいるという。

Ulander 氏は、モバイル機器および移動体通信機器分野の全般的な動向は、スマートフォン有利に働いていると述べた。MontaVista の調べでは、2007年から2008年の期間で、インテリジェント型スマートフォンの出荷台数が10億台を超えることを示唆している。

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