携帯・ワイヤレス2005年4月27日 14:00
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BREW 端末が1,000万台突破、KDDI の BREW 戦略【BREW JAPAN カンファレンス 2005】

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著者:japan.internet.com 編集部
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デジタルハリウッド株式会社と米国 QUALCOMM 社は2005年4月26日、KDDI 株式会社の特別協賛により、明治記念館にて「BREW JAPAN カンファレンス 2005」を開催した。

同カンファレンスでは、KDDI コンテンツ・メディア事業本部 コンテンツ推進部の竹之内 剛氏と、KDDI モバイルソリューション事業本部 モバイルソリューション商品開発本部長の山本 泰英氏が基調講演を行った。

基調講演で竹之内氏は、2005年4月に BREW 対応端末の合計が1,000万台を突破したことを発表。KDDI の戦略として全端末に BREW を導入することから「数多くの端末が出ることにより、ユーザーも多種多様になる。今後は、ユーザーの職業や趣味などに合わせたコンテンツ展開が重要になる」と述べた。

「BREW による広がり」では、携帯用フルブラウザ「PCサイトビューアー」が5月より定額制になる。定額制に伴う情報系コンテンツ向けのサービスとして、どの端末がアクセスしたかがわかるプロキシモデルを開発中であり、インターネット上で提供中のサービスを携帯でも共用し、携帯からのアクセスした場合に課金できるネットワークを現在検討していることも発表した。

現在 BREW を配信するには、KDDI の検証を受け合格しないと配信できず、BREW のオープン化のニーズが高まっている。これに関して竹之内氏は、オープン化されたOSはウイルスやアタックがあることから「アプリで通常の端末に何ら影響を与えないものに関しては開放するが、完全な開放は考えていない」と語った。

加えて、使用期限付きの著作権があったり、季節感やイベント開催期間を重視したものなど、直ちに配信したい BREW アプリに関しては「その都度、特急ラインを設けて検証スピードを上げて対応したい」(竹之内氏)とコメントした。

続いて基調講演で山本氏は、BREW を使うことで「近い将来、PCの後継機として携帯電話が活用されるようになる」と語るとともに、「携帯電話のマーケットにはコンシューマー以外に、大きなマーケットが2つある」と述べ、「車」と「企業」を挙げた。

「車」では、モジュール端末を自動車の内部に搭載し、自動車市場に進出する。同氏はその例として、トヨタの「G-BOOK ALPHA」を挙げた。同サービスには、KDDI のモジュール端末が採用されている。

山本氏は、モジュール端末は今までの携帯電話市場と切り離して展開し、今後は BREW の API をサポートして「自動車市場にも BREW を広げたい」と述べた。

もうひとつのマーケットである「企業」では、内勤者向けに携帯電話が内線電話代わりとなる内線電話ソリューションを紹介し、外勤者には BREW 対応端末を使ったソリューションを発表した。

外勤者ソリューションで、宅配業者が使用している専用端末を例に挙げ、「BREW を使うことで同等の機能が実現でき、携帯電話を用いることでコストダウンが見込める」と述べた。

また、内線電話ソリューションでは、実際に同社内で同ソリューションを利用し、使用感などを調査結果を発表した。結果では、「ワークスタイルが変わった」「業務効率が向上した」などが大半を占めた。

仕事でモバイル端末を使用すると、社内情報や社内の人やクライアントの個人情報をモバイル端末上で扱わなければならなくなるため、山本氏は「企業でモバイル端末を導入する際、セキュリティー面を考慮しなければならない」と述べた。

続いて、クアルコムジャパン株式会社ビジネス開発担当部長の野崎 孝幸氏が BREW の海外展開について講演を行った。

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