japan.internet.com
japan.internet.com メンバーID
Twitter
Facebook
RSS
ピックアップ
2005年5月9日 05:00

QUALCOMM、モバイル機器用チップセット製品で Linux に対応

移動体通信技術大手の QUALCOMM (NASDAQ:QCOM) は5日、モバイル機器用チップセット製品『Mobile Station Modem』(MSM) シリーズのシングルチップソリューション『MSM6550』で、Linux に対応したと発表した。同社がサードパーティ製の OS に対応するのは、これが初めてだ。

MSM6550 について同社は、独立したコプロセッサが不要のため、携帯電話に搭載する Linux の稼動効率を向上させることができ、複数チップ構成の実装に比べ、複雑さや設計コストを抑えられると謳っている。

QUALCOMM の上級副社長で、チップセットおよびソフトウェアを担当する QUALCOMM CDMA Technologies (QCT) 部門の社長も兼任する Sanjay K. Jha 氏は、次のように述べている。「Linux に対応した MSM を提供することで、ソフトウェア開発コストの削減と製品化に要する時間を短縮するために、既存 Linux アプリケーションやサードパーティ開発者および各種アプリケーション目録の活用を求める提携端末メーカーを支援できる」

QUALCOMM は MSM6550 以外にも、Linux 対応チップセットを多数投入する見通しだ。携帯電話に搭載する Linux については、Motorola が2003年に同社初の Linux 搭載端末を投入して以来、市場の関心が集まっている。

モバイル機器に搭載する Linux を推進している企業には、Linux 搭載機器用の組み込み型アプリケーション環境『Qtopia』で有名な Trolltech などがある。同社は QUALCOMM の発表について、歓迎の意を表わした。

Trolltech の CEO を務める Haavard Nord 氏は取材に対し、「QUALCOMM が携帯電話市場における Linux を支援するのは、喜ばしい限りだ。当社にしてみれば、QUALCOMM の Linux 対応は意外なことではなく、今回のように、Linux がモバイル市場および組み込み市場で普及拡大するさまを伝える話が、今後も頻繁に出てくると思う」と答えた。

なお、組み込み用 Linux 製品を手がける MontaVista Software も、モバイル機器用の新たな組み込み OS『Mobilinux 4.0』を先月発表している。

関連テーマ
プリンター用
記事を転送
この記事をクリップ!
【特別連載企画】大艦巨砲主義にして卓越したレスポンス--GALAXY S II WiMAX
【特別連載企画】大艦巨砲主義にして卓越したレスポンス--GALAXY S II WiMAX 1月20日より販売が開始されたサムスン製スマートフォン「GALAXY S II WiMAX」。カタログスペックでは、他メーカーのハイエンド機と同じように見えても、実際に使うと卓越したレスポンスに驚かされる。
⇒詳細記事はこちら
⇒連載記事一覧はこちら
注目のトピックス
最新コラム一覧
百式のネットビジネス研究
百式のネットビジネス研究
次のフライトでお好みの座席が空いたら教えてくれる「Expert Flyer」
週刊-サイト別アクセス状況データ
週刊-サイト別アクセス状況データ
12月の主婦層、ベルメゾンが首位を維持(VRI 調査)
アウンのグローバルマーケティング動向
アウンのグローバルマーケティング動向
Web プロモーションにおいて大切なこと―年度末編―
多言語×Web×海外マーケティング情報
多言語×Web×海外マーケティング情報
海外発、注目 AR プロモーション
エンジニア転職ノウハウ開発室
エンジニア転職ノウハウ開発室
楽天が目指す変革──Globalization、Agile、Big Data
中国・台湾ネットビジネス情報最前線
中国・台湾ネットビジネス情報最前線
中国から Web を見てもらいたいならば
マーケティングに活用できる最新トレンド
マーケティングに活用できる最新トレンド
改めて、「導線」最適化に目を向ける
次世代マーケティングチェーンの視点
次世代マーケティングチェーンの視点
ソーシャル時代における BtoC 型 Eコマース成功のポイント
Copyright 2012 internet.com K.K. (Japan) All Rights Reserved.