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QUALCOMM、モバイル機器用チップセット製品で Linux に対応移動体通信技術大手の QUALCOMM (NASDAQ:QCOM) は5日、モバイル機器用チップセット製品『Mobile Station Modem』(MSM) シリーズのシングルチップソリューション『MSM6550』で、Linux に対応したと発表した。同社がサードパーティ製の OS に対応するのは、これが初めてだ。
MSM6550 について同社は、独立したコプロセッサが不要のため、携帯電話に搭載する Linux の稼動効率を向上させることができ、複数チップ構成の実装に比べ、複雑さや設計コストを抑えられると謳っている。 QUALCOMM の上級副社長で、チップセットおよびソフトウェアを担当する QUALCOMM CDMA Technologies (QCT) 部門の社長も兼任する Sanjay K. Jha 氏は、次のように述べている。「Linux に対応した MSM を提供することで、ソフトウェア開発コストの削減と製品化に要する時間を短縮するために、既存 Linux アプリケーションやサードパーティ開発者および各種アプリケーション目録の活用を求める提携端末メーカーを支援できる」 QUALCOMM は MSM6550 以外にも、Linux 対応チップセットを多数投入する見通しだ。携帯電話に搭載する Linux については、Motorola が2003年に同社初の Linux 搭載端末を投入して以来、市場の関心が集まっている。 モバイル機器に搭載する Linux を推進している企業には、Linux 搭載機器用の組み込み型アプリケーション環境『Qtopia』で有名な Trolltech などがある。同社は QUALCOMM の発表について、歓迎の意を表わした。 Trolltech の CEO を務める Haavard Nord 氏は取材に対し、「QUALCOMM が携帯電話市場における Linux を支援するのは、喜ばしい限りだ。当社にしてみれば、QUALCOMM の Linux 対応は意外なことではなく、今回のように、Linux がモバイル市場および組み込み市場で普及拡大するさまを伝える話が、今後も頻繁に出てくると思う」と答えた。 なお、組み込み用 Linux 製品を手がける MontaVista Software も、モバイル機器用の新たな組み込み OS『Mobilinux 4.0』を先月発表している。 関連テーマ
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