世界最大の携帯電話メーカー Nokia は25日、ニューヨークで開催中の Linux イベント『LinuxWorld Summit』(5月25日-26日) で、Wi-Fi を介した高速無線インターネット接続が可能な、Linux ベースの小型タブレット『Nokia 770 Internet Tablet』を発表した。
Nokia 770 Internet Tablet の発売は、今年第3四半期になる。メディアプレーヤー機能および RSS リーダー機能を搭載して、350ドルで発売する予定だ。
Nokia 770 Internet Tablet は、ソフトウェアの面から見ても Nokia にとって大きな転換点となっている。同社は多機能携帯電話機 (スマートフォン) に『Symbian』OS を使っていることで知られるが、Nokia 770 Internet Tablet には Linux OS およびオープンソース技術を採用した。
その理由について、Jormalainen 氏は、Nokia が同製品を (通信機器というより) パソコンに近い機器と位置づけているためだと述べた。Nokia 770 Internet Tablet は、『maemo』プラットフォームで開発した Linux ソフトウェアで動く。
maemo は、Nokia 770 Internet Tablet 用および将来のハンドヘルド機器用のソフトウェアを迅速かつ効率的に開発できるよう、Nokia が開発者向けに作ったプラットフォームだ。人気の高いオープンソースソフトウェア コンポーネントや、『Hildon』ユーザーインタフェースおよび様々なツールを備えている。開発者は同プラットフォームを利用することによって、Nokia 770 Internet Tablet をはじめ Nokia が今後「Internet Tablet」カテゴリで出す製品や OS について、同社と連携できる。