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進化するモバイル、変化する生活と広告――MMC20052005年6月6日、モバイルが生活者に与える変化と今後の可能性を展望する「モバイルマーケティングカンファレンス2005(MMC2005)」が、東京全日空ホテルで開催された。
メインセミナー「モバイルが変える生活の未来」では、株式会社 NTT ドコモ プロダクト&サービス本部 マルチメディアサービス部長 夏野 剛氏、楽天株式会社 代表取締役兼社長 三木谷 浩史氏、ビットワレット株式会社 代表取締役社長 川合 成幸氏がパネルディスカッションを行った。 この中で夏野氏は、おサイフケータイについて「おサイフケータイは、『これができたらいいな』というのをやっているだけ」「この春に発表したクレジットカード事業への進出も、日本は米国と比べてクレジット決済の割合が低く、もっと使われても良いと思ったから」「おサイフケータイは、クレジットカード決済の利用頻度を増やすツールとしていきたい」と語った。 また、三木谷氏はモバイルコマースについて「即時性に優れ時間を作った」と述べた。「通勤・通学途中の電車内で買い物ができる。これはモバイルが時間を作ったことになる」と三木谷氏。モバイルの出現により、移動時間さえもショッピング時間に変えてしまう機能性を挙げた。 さらに川合氏は、おサイフケータイや FeliCa について「すばらしいツールだが、それが浸透していない。現在は3〜4合目ぐらいだろう」「これからアイディアを追加して、ユーザーに実際に使ってもらい電子マネーの便利さを知ってもらいたい」と語った。 続くメインセミナー「モバイルが変える広告の未来」では、株式会社ディーツーコミュニケーションズ 代表取締役社長 藤田 明久氏が進行役となり、JAM JAPAN Marketing LLC 代表 大柴 ひさみ氏が米国のマーケティング市場の現状を紹介し、株式会社マンダム マーケティング部 宣伝課 内山 健司氏が自社のマーケティング事例を紹介した。 ここで藤田氏は、従来のマーケティング手法では通用しない「新しい広告」と「新しい広告におけるモバイルの役割」という2つのキーワードを挙げた。 「新しい広告」では、マスメディアだけでなく様々なメディアとの相乗効果で広告効果をあげる「クロスメディア」や、様々なメディアをひとつに合わせて新たなカテゴリのメディアを作り出す「メディアミックス」などを紹介。それら新しい広告への対応策として、「アイディアはマスありきで出発しない」「メディアを連携させ、訴求を最大に増幅」「受けての反応を即連携させて増幅させる」といったことを挙げた。 さらに、新しい広告におけるモバイルの役割には、「24時間身近にあり、インタラクティブ性がある」点や、ユーザーの好みにより着メロや待ち受け画面などカスタマイズできることから「生活者の分身として日常生活に入り込む浸透力」、電話やメール機能などの「情報発信ツールとして周囲に広告を広げる感染力」がある、と語った。
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