Nokia と Intel、『WiMAX』技術で提携有望だが未完成のワイヤレスブロードバンド技術『WiMAX』(802.16e) をめぐっては、かなり以前から様々な疑問が飛び交っている。業界は標準規格を策定できるのか? 普及拡大につながるような決定的魅力的を持った利用法はあるのか? 同技術を使って企業が収益性のある事業を行なえるのか?
こうした疑問に対する答えを見つけようと、他社と提携する企業が増えている。世界最大の携帯電話メーカー Nokia (NYSE:NOK) と世界最大の半導体メーカー Intel (NASDAQ:INTC) も10日、WiMAX 技術に関して広範な提携を結んだと発表した。両社は、WiMAX 技術の開発と普及および配備を促進するために協力するという。 両社は、モバイル WiMAX 技術について、モバイル機器からネットワークインフラさらには市場開発などまで、広範な分野で協力する。モバイル機器およびノートパソコン用の WiMAX 技術については、消費電力要件およびパフォーマンス要件を特定し、その要件を満たすものを提供するという。そして、基地局については、適切かつ信頼できる通信域を持った WiMAX ネットワークインフラ配備を支援する。 それに加え、両社は市場開発でも協力して、サービスプロバイダおよび業界に対し、WiMAX 技術が既存の第3世代 (3G) ネットワークを補完しつつ、ネットワークのデータサービス機能を強化できる利点を持つことを示す計画だ。 この提携のもう1つの大きな目標は、WiMAX 仕様が正式な業界規格になるよう協力することにある。正式な業界規格になれば、ブロードバンド インターネット接続の運用性を高められる。 Intel の Mobility Group 担当上級副社長兼ゼネラルマネージャ Sean Maloney 氏は、次のように述べている。「ブロードバンド技術は、どんな種類のものも、世界中の企業および個人にとって膨大なチャンスをもたらす可能性がある。わが社も業界全体も、まだ発見と開発の初期段階だが、(同技術の開発に対する) 業界の機運の高まりは目覚しい」 Intel は、今年4月に同社初の WiMAX チップを出荷を開始し、移動体通信事業者やネットワーク機器メーカーに対する働きかけを広げているところだ。 先月初めには Sprint (NYSE:FON) との提携契約を発表し、新しい機器やサービスの基礎固めのために、技術規格の開発、設備の試験、ほかのネットワークコンポーネントとの相互運用性の確認などで、両社が協力することを明らかにしている。 関連記事 最新トップニュース
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