Motorola の投資部門 Motorola Ventures (MV) は16日、アイルランドの通信ソフトウェアメーカー Anam Mobile に出資したと発表した。Motorola Ventures は、2005年に積極的な投資活動を行なうと公言しており、先月も携帯電話ユーザー向けに次世代のディレクトリサービスを提供している新興企業 422 Inc. に出資したばかりだ。
Anam は、次世代のショートメッセージ サービス (SMS) とマルチメディアメッセージ サービス (MMS) 配備プラットフォームを開発している。同社製プラットフォームは、コンテンツプロバイダ向け管理プラットフォームから、移動体通信事業者向けコアネットワーク配備プラットフォームまで多岐にわたる。いずれも第3世代ネットワークに対応する設計だ。同社はこれらを、ライセンスモデルまたは管理型サービスの形で販売している。
今回の出資は、Motorola (NYSE:MOT) と Anam が先ごろ結んだ提携を受けたものだ。出資条件については、両社とも明らかにしていない。
Anam は、1999年の創立で、本社はアイルランドの首都ダブリンにあり、米国のボストンとマレーシアのクアラルンプールにもオフィスを持つ。同社は Motorola Ventures の他にも、Mayfair Venture Capital (MVC) から2度にわたって出資を受けている。
Motorola Ventures のマネージングディレクタ John O’Donohue 氏は、声明の中で次のように述べ、Anam を評価している姿勢を表した。「(Anam の) 製品は、事業者がシームレスなモバイルライフスタイルに適したサービスや補完的なサービスを提供することによって、上質な収入の流れを確保できる設計になっている」
Motorola Ventures による Anam への出資は、携帯電話会社が投資を強化している傾向の一例だ。NTT ドコモ (NYSE:DCM) と Nokia (NYSE:NOK) も、このところ投資活動を強化している。