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2005年7月13日 13:00

Wi-Fi ホットスポットの Boingo と VoIP 電話の Skype が提携

VoIP 電話サービス『Skype』が、Wi-Fi ネットワーク上で使いやすくなる。同サービスを提供している Skype Technologies と、Wi-Fi ネットワークの Boingo Wireless が提携したからだ。Boingo は、複数の Wi-Fi ホットスポット サービスプロバイダと提携し、利用契約を一元的に提供している。

両社は12日、新サービス『Skype Zones』を発表した。同サービスの特長は、世界各地1万8000か所にある Boingo のホットスポットネットワークで Skype の VoIP 電話を使えることだ。現在はベータテストの段階だが、Skype 通話のために何度でも何時間でも無制限に Wi-Fi アクセスできる上に、利用料金は月額7.95ドルと、現在 Boingo が提供中の無制限データアクセスサービス (月額22ドル) に比べて格段に安い。

Skype Zones サービスを利用するには、まずクライアント ソフトウェアをダウンロードする。同ソフトウェアは、Skype の P2P 音声ネットワークへのアクセス機能に加えて、Boingo ネットワークに関する「接続管理」「ローミング認証」「Wi-Fi 探知」機能を備えている。

Skype ユーザーの取り込みを狙った Wi-Fi ホットスポット業者は、Boingo が最初ではない。一方、Boingo が VoIP サービス提供のために提携したのも、今回が初めてというわけではない。

Skype と組んだ件と言えば、今年3月、英国 ISP の Broadreach が同社と提携し、350か所の『ReadytoSurf』ホットスポットのどこでも Skype 電話を利用できるようにしている。

一方 Boingo は昨年10月、ブロードバンド電話サービス会社 Vonage との提携を発表した。提携の狙いは、Boingo の Wi-Fi ホットスポットネットワークを Vonage の加入者が利用できるようにすることにある。Boingo はその時、この提携を第一歩として、包括的な VoIP 戦略を展開していく意向を示していた。

Boingo は、Vonage や Skype と提携したサービスに加え、関係の深い EarthLink が開発したサービスを提供する可能性もありそうだ。Boingo の創立者 Sky Dayton 氏は、ISP 大手 Earthlink (NASDAQ:ELNK) の創立者でもある。

その可能性とは、EarthLink が開発中の、セッション制御プロトコル SIP を利用する概念実証型の P2P ネットワークツール『SIPshare』に絡むものだ。EarthLink は昨年9月、同ツールを試験公開している。ただ、同ツールはまだ試作品段階であり、正式な EarthLink 製品になっていない。

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