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メッシュネットワーク仕様『802.11s』、入り乱れる提案サンフランシスコで7月第4週、IEEE 802.11 の作業部会会議が続き、メッシュネットワーク仕様に関する動きが活発との情報が流れた。「802.11s」の標準化を目指す作業部会 Task Group S (TGs) に対し、設立まもない業界団体 Wi-Mesh Alliance が19日に仕様案を提出したのに続き、別の業界団体 SEEMesh (Simple, Efficient and Extensible Mesh) も独自の仕様案を提出したという。
Wi-Mesh Alliance は、Nortel Networks、Accton Technology、ComNets、InterDigital Communications、NextHop Technologies、Thomson の6社が加盟する団体だ。一方の SEEMesh は、Intel、Nokia、Motorola、NTT DoCoMo、Texas Instruments (TI) といった大手が加盟している。 SEEMesh は、提出した仕様案について、詳しいことを発表していない。 SEEMesh 案は、Wi-Mesh Alliance が提出したばかりの標準案と間違いなく競合する。ComputerWorld の20日付記事が伝えるところによると、TGs に提出される仕様案は15件に上る。それらは、仕様のあらゆる面をカバーする包括的なものから、一部をカバーする部分的なものまで、様々だという。 Wi-Fi メッシュネットワークの仕様については、ベンダー間の相互運用性が大切という意見が多いが、業界全体がまとまっている訳ではない。少なくとも都市部のメッシュネットワーク分野では大手と言える BelAir Networks と Tropos Networks および Strix Systems の3社は、仕様案を作成したどの団体にも属していない。 Strix と BelAir の2社は以前、802.11s 仕様について、おそらく屋外のメッシュネットワークさえカバーしないと感じると述べていた。BelAir のマーケティング担当副社長 Phil Belanger 氏は先日、「いくつかの 802.11s 仕様案を見て、複数無線方式を用いるわが社のアプローチは 802.11s がカバーしないだろうと、早くから分かった。802.11 作業部会に対しても、わが社のアプローチをカバーするよう働きかける必要はないと決断した」と述べている。だが同社は、最近発表した単一無線方式製品群について、802.11s 仕様が定まり次第、同仕様をサポートすると公言している。
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