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スタンフォード大学の『Stanley』、自律走行車レースで優勝

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スタンフォード大学は9日、米国防総省の国防高等研究計画庁 (DARPA) が主催する自律走行車レース『DARPA Grand Challenge』で優勝し、賞金200万ドルを獲得した。同大学は、2日間にわたった同レースにディーゼル車『Volkswagen Touareg R5』で参加し、カリフォルニア州モハーベ砂漠にある約212キロのコースを6時間53分58秒で完走した。

スタンフォード大学が『Stanley』号と名づけたこの無人走行車は、平均時速約31キロで走行し、大型軍用車『Humvee』を改造したカーネギーメロン大学の『Sandstorm』号に11分近い差をつけて完走した。

DARPA Grand Challenge 開催の目的は、自律走行するオフロード車の開発を促進することだ。国防総省は、2015年までにこうした無人走行車を実用化したいと考えている。

Stanley 号は、Volkswagen の SUV にスキッドプレートと強化したフロントバンパーを装着した改造車だ。Volkswagen of America の Electronic Research Lab が、Stanley 号のためにドライブバイワイヤ (機械的な連結なしに、自動車の走行を電子的に制御する) システムを開発した。

Stanley 号は、GPS、レーザー測距装置 (LRF) 4台、レーダーシステム、単眼撮像機、ステレオカメラを装備し、車上でのすべての情報処理は、Intel 製プロセッサ『Pentium M』搭載のコンピュータ7台を使って行なった。

8日にスタートした今年の DARPA Grand Challenge では、23台の無人車がでこぼこの砂漠のコースに挑んだが、機器やセンサー類の故障で完走したのはわずか5台だった。昨年の第1回レースでは、完走した車はなかった。

スタンフォード大学の Stanley 号と、カーネギーメロン大学の Sandstorm 号に続いて完走したのは、同じくカーネギーメロン大学のチームによる『H1ghlander』号 (AM General の『Hummer H1』を改造) と、Gray Insurance Company のチームによる『KAT-5』号 (Ford の『Escape Hybrid』を改造) の2台だ。残る1台は、Oshkosh Truck チームの16トントラック『TerraMax』号だが、規定の10時間以内での完走はならなかった。


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