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UWB のデータ転送速度を備えた Bluetooth が実現へBluetooth と超広域帯無線 (UWB) の両技術は、ここしばらく融合への道をたどっている。それは将来、Bluetooth 無線パーソナル エリア ネットワーク (WPANs) の大幅な高速化につながる道だ。
この道で第1歩を踏み出したのが、Freescale Semiconductor だ。同社は今月、無線技術の業界会議/展示会『Wireless Connectivity Americas 2005』(WiCon) において、Bluetooth ソフトウェア スタックで動作する直接拡散方式 UWB (DS-UWB) チップセットのデモンストレーションを行なった。 この技術により将来、既存の Bluetooth 機器と問題なく通信できる製品が実現すると、Freescale の UWB 担当ディレクタ Martin Rofheart 氏は述べている。ただし、どちらの製品も超広域帯無線を備えている場合は、「それを検知し、切り換える」という。 デモでは、UWB モジュールと Bluetooth ドングルを搭載した2台のノートパソコンを使用した。まず、Bluetooth どうしの間でファイルを転送する。このときの最大データ転送速度は1Mbps で、転送完了には数分を要した。次に、Open Interface (OI) の『BLUETusk』ソフトウェア ソリューションを使って同じファイルを転送する。こちらの接続では、Freescale の『XS110』DS-UWB 無線チップセットを Bluetooth スタックで動作させる。すると転送速度は最大110Mbps にまで向上し、データ転送はほぼ瞬時に完了した。 BLUETusk ソフトウェアは、OI の組み込み型 Bluetooth プロトコル スタック ソフトウェア『BLUEmagic』に、並行して動作する TCP/IP ストリームを組み合わせたもので、利用可能なあらゆるプロトコルを検知することができる。「その一方で、ユーザーフレンドリな Bluetooth のプロファイルと、臨機応変な接続を維持する」と、OI の CTO (最高技術責任者) Greg Burns 氏は説明している。Burns 氏は、Bluetooth/UWB の組み合わせを最初に導入する分野について、カメラやプリンタなどの高速でワイヤレスなデータ転送を要する機器になると予想しているが、一方で「(この技術は) Bluetooth の利便性や標準プロファイルを利用したストリーミングビデオ開発に直接つながるものだ」とも述べている。 Freescale の XS110 無線チップセットは昨年、米連邦通信委員会 (FCC) の承認を受けており、すでに顧客向けに出荷が始まっている。同製品は、USB 2.0、miniPCI、IEEE 1394、Compact Flash (CF)、および TCP/IP プロトコルをサポートしている。 関連記事 最新トップニュース
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