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Cisco、ネットワーク種別を問わない音声通信プラットフォームを発表公的機関には、たとえば米国なら連邦/州/地方自治体、それに警察/消防/救急/軍関連など、さまざまなものが存在するが、その多くはプッシュトゥトーク (PTT) 方式の無線音声ネットワークに大きく依存している。だが、ほとんどの場合、各機関はそれぞれ異なるネットワークで通信を行なっているのが現状だ。民間企業の各部署間でも、同様の傾向が見られる。
これに対処するべく、Cisco Systems (NASDAQ:CSCO) は24日、『IP Interoperability and Collaboration Systems』(IPICS) プラットフォームを発表した。異なる無線音声ネットワーク間での通話をはじめ、多様なシステムにまたがる通信やコラボレーションを簡便化するものだという。 IPICS はインターネットプロトコル (IP) を基盤に、異なる無線ネットワーク同士の接続と仮想化を行なう。これにより、デスクトップインターフェースから、ネットワークをまたいでのクリック通話が可能となる。 IPICS は、専用のサーバーハードウェアとサーバーソフトウェア、および管理インターフェースの『IPICS Push-to-Talk Management Center (PMC)』からなり、これらを『IPICS Voice over IP XML Services』がまとめて通信を可能にする。 IPICS のクライアントは、8チャンネル対応の PTT 無線機能を提供し、パソコン上で動作する。その役割は、それぞれに孤立した通信プロトコルの壁を越え、異なる機関や部門が互いに通信できるようにすることだ。UHF/VHF の周波数帯を使ったネットワーク、携帯電話ネットワーク、公衆交換電話網 (PSTN)、VoIP、さらには軍の無線通信など、異なるネットワーク間での通話を可能にする。 Cisco によれば、IPICS は現在、顧客企業が試験使用中で、正式リリースは2006年になる見込みという。 Cisco の最高開発責任者 Charles Giancarlo 氏は、IPICS の詳細を発表した Web 放送の中で、無線システム市場は年間売上にして60億ないし80億ドル規模にのぼると語った。 同氏は IPICS について、無線通信ネットワークのサポート/拡張に関する新たな選択肢を企業や組織に提供するものであり、従来よりも低コストでの相互通話を実現すると述べている。 音声同士の相互運用だけでなく、IPICS は将来、インスタントメッセージ (IM) のコンポーネントも統合し、サービスに加える計画だ。Cisco は Web 放送の中で、イベントポリシーをベースとした IM コンポーネントのデモンストレーションを行なった。これはテキストメッセージを音声に変換し、相互運用可能な各ネットワークコンポーネント上で送信するというものだ。 IPICS は Cisco の標準的なセキュリティ機能を全て備えているため、セキュリティ面での対策も万全だと、Giancarlo 氏は述べた。 関連記事 最新トップニュース
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