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ワイヤレス接続性を備えた携帯音楽プレーヤー現わる携帯音楽プレーヤー市場を席巻している Apple Computer (NASDAQ:AAPL) の『iPod』に対し、また新たな挑戦者が現われた。それは携帯機器メーカー Tao の新製品『Tao Wireless Media Player』だ。
すでに巨大なエコシステムを持ち、顧客ロイヤルティも高い iPod の牙城を崩すには、何らかの新機軸が必要だ。Tao Wireless Media Player の場合、その名前からも類推できるが、無線 LAN 規格『Wi-Fi』による接続性を武器に挑む。同製品は、どの Wi-Fi ホットスポットでもプレーヤー単体で楽曲をダウンロードできるほか、パソコンからの転送やプレーヤー間の転送にも対応する。 同製品はさらに、指定した時間に同期を行ない自動的に新規コンテンツを取得できる機能や、FM トランスミッタ機能および FM ラジオ機能も備える。なお同製品のユーザー間で楽曲やコンテンツを共有する場合、自分が未購入の有料コンテンツについては利用の際に料金が必要になる。ストレージ容量は20GB で、ヘッドホンジャック2つと、USB コネクタ (パソコンもしくは USB 接続 AC アダプタから充電可) を持つ。 Tao のビジネスディレクタ Marjon DeGroot 氏は、カリフォルニアで開催されたイベント『Digital Living Room 2005』の会場で取材に応じ、「これこそ次世代の MP3 プレーヤーだ。プレーヤーに送り込む楽曲を探すため、(パソコンで) インターネットを探しまわるといったことは、もはや不要だ」と述べ、同製品の持つ「ワイヤレス性」を強調し、全ての携帯音楽プレーヤーが2、3年以内にその「ワイヤレス性」を備えるとは想像できないと、自社製品の特出性に自信をのぞかせた。 Tao は今月中にも Tao Wireless Media Player の少数販売を自社サイト上で開始する。販売価格は399ドルで、移動体通信事業者の T-Mobile といった販売パートナーは、携帯電話サービスの新規契約とセットにして150ドル引きで販売する。 戦略コンサルティング会社 Creative Strategies の社長 Tim Bajarin 氏は取材に対し、「同製品は、パソコンを使わずに済み、高い柔軟性をもたらすという独自の手法をとっている。誰もがスイッチを入れてすぐに利用できるサービスを求めているため、Tao の考え方は正しいと思う。2年もすれば、すべてのプレーヤーがワイヤレス対応を目指すだろう」と語った。 Tao は新製品提供にあたり、2社から協力を得た。Wi-Fi によるコンテンツアクセスについては Soniqcast のプラットフォームを用い、さらに PassAlong Networks のデジタル著作権管理プラットフォームにより、160万曲を超えるライセンス付き楽曲販売を実現している。 関連記事 最新トップニュース
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