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Lexar が考える USB フラッシュドライブの付加価値とは?日常的に利用する製品を目立たせるためには、どのような方法があるだろうか。マーケティングの世界では「付加価値の創出」が常套手段だが、USB 接続型の小型フラッシュメモリドライブの場合、フリーソフトウェアを格納しておくことが、付加価値になるのだろうか?
少なくとも Lexar Media は、上記の方法が付加価値になると捉えている。確かに、利便性の面ではそうかもしれない。同社は20日、USB フラッシュドライブ『Lexar JumpDrive』に、『Picasa』『Google Toolbar』『Google Desktop Search』といった、Google (NASDAQ:GOOG) のアプリケーションを搭載し、年明けから提供を開始すると発表した。 Lexar JumpDrive を購入したユーザーが、同製品をパソコンの USB ポートに差し込むと、Google のアプリケーションをインストールするためのダイアログを表示する。ユーザーがインストールを指示すると、自動的に Google のアプリケーションをパソコンにインストールし、元のファイルは JumpDrive 内から削除される。 この種の小型 USB フラッシュドライブは、デスクトップおよびノート型を問わず、パソコン間でデータファイルを持ち運ぶのに使う形が一般的だ。一方のパソコンがインストールしていないアプリケーションを持ち運び、素早くインストールできる機能をオプションとして提供するのは、そのアプリケーションを別の環境で使いたい人や、その必要性がある人にとって、時間の節約にはなる。 加えて、ソフトウェアをインストールしようとする先のパソコンが、インターネットに接続していなければ、Web サイトから Google のアプリケーションをダウンロードしようがないため、この場合も役に立つ。 さらに言うならば、たとえユーザーがこのようなアプリケーションを求めていなかったとしても、検索エンジン世界最大手の Google の名前が USB フラッシュドライブに付いていたところで、何かを損なうわけでもない。 Lexar がこのように考えたのは明白だ。JumpDrive の新しい小売用パッケージの右上には、お馴染みのカラフルな Google ロゴを、目立つ形で配置する。 USB フラッシュドライブの付加価値を提案する戦略は、Lexar が最初ではない。Kingston や Memorex、SanDisk (NASDAQ:SNDK)、それに Verbatim といった競合大手フラッシュドライブメーカーは、U3 のプラットフォーム対応製品を手がけている。Lexar と U3 の方法論は、USB フラッシュドライブ内にアプリケーションを格納するという点で共通するが、U3 プラットフォームはさらに1歩踏み出し、設定情報なども持ち運ぶことで、ポータブルかつ利用者自身専用のアプリケーション環境を、USB フラッシュドライブ上で提供する点が異なる。加えて U3 は、対応ソフトウェアによるエコシステム構築にも取り組んでおり、Lexar とは対照的といえるかもしれない。
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