Lenovo、『ThinkPad』の次期モデルに WWAN 対応機能を搭載Lenovo Group (聯想集団有限公司) は4日、移動体通信大手 Cingular Wireless との提携を発表した。Lenovo はノートパソコン『ThinkPad』の次期ファミリに、新たなワイヤレス接続性オプションとして Cingular の無線 WAN (WWAN) 技術を組み込み、同社が提供する『BroadbandConnect』サービスを利用した高速インターネット接続に対応する。BroadbandConnect 接続技術を内蔵するため、PC カードなどのハードウェアを追加する必要が無いという。
BroadbandConnect 接続機能を搭載した新 ThinkPad 製品は、第2四半期初頭に発売の予定だ。 BroadbandConnect とは、UMTS に基づく Cingular の 3G 移動体通信ネットワークにおいて、データ伝送の高速化技術 HSDPA を用いた高速ダウンリンクを実現するサービスで、昨年12月にサービスが始まったばかりだ。BroadbandConnect の平均ダウンリンク速度は400Kbps から700Kbps で、瞬間最大速度が1Mbps を超えるという。 昨今ワイヤレス接続性としては、無線 LAN (WLAN) 技術の Wi-Fi が人気で、各所の Wi-Fi ホットスポット間ローミングにより、ある程度の広域性も実現している。これに対し BroadbandConnect の最も大きな特長は、移動体通信ネットワークによるサービスのため、本格的な広域性を持つ点だ。すなわち、Wi-Fi による接続サービスとは異なり、ホットスポットを探さなくとも、Cingular の 3G 移動体通信サービスに加入していれば、同サービスエリア内のどこででも接続できる。 とはいえ、目下のところ BroadbandConnect サービスの提供地域は限られている。同サービスを利用できるのは、ボストン、シカゴ、ソルトレークシティ、サンフランシスコ、シアトル、ワシントン D.C.、ラスべガス、テキサス州オースティンなど米国内52地域のみだ。 Cingular は発表の中で、年内には BroadbandConnect の提供地域を、米国主要地域の大半に拡大すると述べている。なお同サービスは、UMTS/HSDPA を利用できない地域でも、EDGE や GPRS 方式によるデータ通信が可能だ。Cingular の EDGE サービスエリアは、全米1万3000都市に及ぶ。ただしデータ伝送速度は遅く、概ね70Kbps から135Kbps になる。Lenovo によると、BroadbandConnect 対応 ThinkPad も、この複数方式対応のメリットを享受できるという。 Lenovo の国際 ThinkPad 担当マネージャ Bill Iori 氏は、取材に対し次のように語った。「わが社は、ノートパソコンに WWAN 機能を組み込む唯一の企業になる。これは当社にとって、素晴らしい差異化だ」 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース |
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