Research In Motion (RIM) は12日、人気ハンドヘルド端末『BlackBerry』プラットフォームが、Google (NASDAQ:GOOG) のインスタントメッセージ (IM) サービス『Google Talk』および携帯向け地域情報検索サービス『Google Local』に対応すると発表した。
RIM (NASDAQ:RIMM) の企業マーケティング担当副社長 Mark Guibert 氏は、声明の中で次のように述べた。「インスタントメッセージおよび地域情報コンテンツは、モバイル アプリケーションにおいてますます重要性が増している2つの分野だ。Google と提携して同社の人気サービス2種を、BlackBerry のユーザーに提供できることについて、非常に嬉しく思う」
今春リリース予定の BlackBerry 版 Google Talk は、同端末用に専用設計したバージョンだ。BlackBerry のユーザーは、他の Google Talk ユーザーとインスタントメッセージのやり取りができるようになる。なお Google Talk の BlackBerry 版は、通常版と同等の機能を備える。
Google は、Google Talk を公開した際、他の IM ネットワークと相互運用可能にしたいと述べていた。実際 Google Talk は、IM 用プロトコルの標準仕様『XMPP』を用いている。一方 Google が BlackBerry 専用版を用意するということは、同社が相互運用性を提携の材料として捉えていると示唆するものかも知れない。すなわち、今後広範な相互運用性実現の可能性が薄まったのではないだろうか。しかしこの疑問について、Google の幹部からコメントを得ることはできなかった。
次に Google Local だが、RIM の発表によると、BlackBerry のユーザーはすでにモバイル版 Google Local のダウンロードが可能で、地図、衛星画像、ナビゲーション、地域企業の検索などを利用できるという。
なお RIM は同じく12日に、『Mac OS』用ソフトウェア開発会社 Information Appliance Associates (IAA) とライセンス契約を結んだと発表した。同契約に基づき、RIM は IAA のデータ同期ソフトウェア『PocketMac for BlackBerry』を無償配布する。このソフトウェアは、Eメールや連絡先アドレス情報やスケジュール情報など、『Mac OS X 10.4.x』が標準で備える各種ツールによって生成した多様な情報を BlackBerry 端末と同期できる。PocketMac for BlackBerry の無償配布は、2月から開始するという。
Google Personalized Home は、通常版と同様にモバイル版も無料で利用できるが、Google アカウントが必要になる。表示するコンテンツモジュールは、通常版で設定したものを表示するが、モバイル端末の画面サイズや帯域の狭さに合わせて最適化する。なお利用するにあたり、モバイル端末の Web ブラウザが XHTML に対応していなければならないという。