![]() ![]() ![]() ![]() RFID タグの利用は、今後5年で爆発的に増えるとの予測この記事のURLhttp://japan.internet.com/allnet/20060123/10.html
著者:Ed Sutherland
海外internet.com発の記事
調査会社 In-Stat は18日、向こう5年間に渡る RFID タグ市場の動向予測を発表した。同社予測によると、RFID タグの生産量は、2005年の13億個から、2010年には330億個にまで急増するという。
また In-Stat は、RFID を利用する業界が多岐にわたることも指摘した。現在のところ、1991年以来、車両の鍵として RFID タグを利用し始めた自動車業界が、数量的には最も大きな分野だという。 しかし同社アナリストの Allen Nogee 氏は、別の分野が大きく伸びるとし、次のように語った。「今後数年で、サプライチェーン管理が RFID の最大応用分野になるのは間違いない。同分野は2005年から2010年にかけ、数量的に最も多く RFID タグ/ラベルを利用する分野になる。世界最大の小売業者 Wal-Mart は、納入業者上位100社 (後に上位300社) に対して、RFID の導入を始めるよう義務づけており、われわれの予測の裏付けとなっている」 RFID タグの導入に関しては、医薬品の闇販売に頭を痛めている製薬業界が、2番目に大きな応用分野になる可能性もあるという。 今後5年間に30倍近い数量増が見込まれている RFID だが、未解決の問題によって、そこまでの勢いが得られない可能性がある。In-Stat によると、プライバシー問題に関する、世界各国の法整備および司法判断の進行具合が、RFID 普及の進み方を左右するという。また、RFID タグの価格も、普及に大きく影響する重要な問題だ。 Nogee 氏は取材に対し「RFID タグの価格は、現在1個あたり約20セントだ」と述べた。RFID 製造業者が、「マジックナンバー」として目指している単価目標は5セントだ。RFID タグ製造技術の向上も、単価押し下げ要因になっているが、それよりも効くのが数量だ。「100万個調達するよりも、1億個調達する方が安くつく」と同氏は語る。 応用分野が多岐に渡るという点に話を戻すと、世界中で流通する商品ロット貨物の8%が、Wal-Mart のサプライチェーンによるもので、RFID 利用数の面で大きな存在感を持つとはいえ、RFID タグ利用が急増するには、ほかの業界の関与も必要になる。 いくつか例を挙げてみると、ペットの居場所を確認するため、動物に無線チップを埋め込む飼い主が増えている。旅行者が携帯するパスポートでも、RFID タグを使うようになる。またアリゾナ大学では、相次ぐ自転車の盗難を防ぐために、RFID タグの使用を検討中だ。鍵も RFID タグ応用候補の1つといえる。 |