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Motorola と Cingular、『iTunes』搭載携帯の新モデルを発売Cingular Wireless が、『iTunes』ソフトウェアを搭載した Motorola 製の新型携帯電話『SLVR L7』を発売した。
Cingular と Motorola は昨年9月、Apple Computer のデジタルジュークボックス ソフトウェア iTunes を搭載した世界初の携帯電話機『ROKR』を発売したが、評判はあまり芳しくない。 そこで Motorola は、同社製の超薄型携帯電話『RAZR』の人気に続けとばかりに、新モデル SLVR L7 でもデザインを最重視し、「自己表現」をテーマとした、デザイン主体の製品群の1つと位置づけている。 Motorola の広報担当 Monica Rohleder 氏は取材に対し、「SLVR は何よりもまず、デザイン重視の携帯電話だ。音楽機能はおまけのようなものだ」と語った。 新モデルは Cingular の独占販売となり、価格は同社の通信サービスを2年間契約した場合で199.99ドルとなる。ただし、この新モデルでも、先行の iTunes 搭載モデル ROKR で指摘されている、楽曲数の制約という問題点は解消されていないようだ。 新モデルには512MB の microSD カードが付属するが、保存できる楽曲は100曲までで、しかも、Sprint Nextel や Verizon Wireless が無線で楽曲ダウンロードができる携帯電話を販売しているのに対し、SLVR では USB ケーブルが必要だ。 「外観がよりセクシーになった SLVR は、先行の ROKR よりも Motorola に利益をもたらすだろう」と、IT 調査会社 Strategy Analytics のアナリスト Phil Taylor 氏は予測する。 Motorola が昨年投入した ROKR は、Apple の人気ソフト iTunes を世界で初めて搭載し、携帯電話のデジタル音楽機器化を推進するものとして大きな期待を集めた。 ところが、先ほど述べたように、保存容量の制約や、無線ではなく USB ケーブルで楽曲をダウンロードしなければならない点があり、これが不評を買っていた。 Taylor 氏は新デザインの SLVR について、『iTunes Music Store』の売上に与える影響は「ごくわずか」と見ている。 Taylor 氏によると、iTunes 搭載モデルでの経験いかんによっては、Apple が携帯電話事業への参入意欲を低下させる可能性もあるという。 目下の観測では、「Apple は引き続きリソースを構築し、2年ないし3年のうちに無線対応の製品を市場に送り出すだろう」と Taylor 氏は述べた。 関連記事
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