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RIM の『Blackberry』、差し止め命令をひとまず回避NTP との特許侵害訴訟で旗色の悪い Research in Motion (RIM) が、米国における『BlackBerry』ハンドヘルド端末の販売およびワイヤレス Eメールサービス提供の差し止め命令を、ひとまず回避した。少なくとも今すぐ停止に追い込まれることはなくなった。
バージニア州東部地区連邦地方裁判所の James Spencer 判事は24日、差し止め命令を出すべきかどうかについて4時間近く続いた審問の後、決定を先送りした。 RIM の CEO (最高経営責任者) Jim Balsillie 氏は、取材に対し次のように語った。「当社の反論と提出書類によって、裁判所は多くの検討材料を得たと思う。本日の審問で、裁判官は差し止め命令がいかに公共の利益をひどく損なうか聴くことができた。いかなる差し止め命令であれ、出すか出さないを判断する上で公共の利益は非常に重要な検討事項だ」 Reuters 通信の報道によると、Spencer 判事は差し止め命令発行についての結論を「可能な限り満足できるよう速やかに」出すと述べた、という。それとあわせ同判事は、RIM (RIMM) が NTP の特許を侵害していると認めた裁定は変わらないと語った。そして、両社が和解に達しなければ、差し止め命令の発令が依然ありうるとも述べたという。 NTP は24日の審問で、裁判所が RIM に対して差し止め命令、および損害賠償金1億2600万ドルの支払い命令を出すよう訴えた。AP 通信によれば、この1億2600万ドルという金額は、過去に得られたはずの特許使用料ならびに将来得られるはずの特許使用料として NTP が請求中の数百億ドルとは別口とのことだ。 NTP は2002年、BlackBerry 端末の販売およびワイヤレス Eメールサービス提供の差し止め命令を出すよう裁判所に訴えていた。この差し止め命令を回避できたことは、RIM にとって朗報だった。 調査会社 Info-Tech Research Group のアナリスト Carmi Levy 氏は、取材に応え、「今回の裁定は RIM にとってきわめて喜ぶべきものだったと思う。それに、係争中の特許に関して、米特許商標庁 (USPTO) の最終的な結論を待たずに裁定を下すことに対して、Spencer 判事の側にためらいがあることを示していると思う」と述べた。そして、次のように語っている。 「時間が経つにつれ、この技術に対する NTP の影響力は弱まる一方だろう。このことが持つ意味は大きい。というのも、特許というものは所有権に基づくものであるため、特許が認められなければ (特許侵害) 訴訟もありえないからだ」 Levy 氏はまた、NTP が数百万ドルもの損害賠償を「一か八か神頼みの賭け」のように求めているのは、同社が特許権の主張において負けが続いており、「絶望感が高まっている」現われかも知れない、との見方も示した。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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