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ソフトバンク、ボーダフォン株式取得を正式発表、新規携帯事業開始宣言ソフトバンクは2006年3月17日、緊急記者発表を行い、英国 Vodafone 本社との間で、ボーダフォン日本法人の株式買収について合意したことを正式に発表した。
ソフトバンクの孫正義社長は、「一日も早く携帯電話の事業を開始したいと考えてきた。数か月前に事業者免許をもらうなど、様々な選択肢を検討してきた。」と発言した上で、すでに噂では広まっていたボーダフォン日本法人の買収を正式に発表した。 正式な発表が遅れた理由は、最後の契約の文言について交渉していたため、だという。 買収は、ボーダフォンの持つ全株式の約97.7%(2.3%は少数株主)をソフトバンクの全額出資子会社「BB モバイル」が取得することで行われる予定。約1.75兆円の超大型買収となる。本日最終契約の調印が行われ、今後1〜2ヵ月後に払い込みを完了する計画だ。 ボーダフォンの無線の基地局をつなぐ回線には、ソフトバンクグループに加わることで、日本テレコムとソフトバンクの回線が使用できる。これによって大きなコスト削減につながるのは大きなアドバンテージとなる。 また、KDDI グループと NTT グループの体制に比べて、Yahoo!JAPAN が体制内に存在していることが最大の強みである、という。 英国 Vodafone 社長 Arun Sarin 氏は電話でコメントを行い、「ソフトバンクへの売却ができることを大変うれしく感じていると」述べた。また、Vodafone としては完全な日本撤退ではなく、ソフトバンクと提携事業を行っていくという。 ボーダフォンとの提携に関してはジョイントベンチャーの設立で合意していることが発表された。 また、同発表において、Yahoo!JAPAN との携帯電話事業における業務提携も発表された。ヤフーは、携帯電話端末のポータルサイトとして、サービス、コンテンツなどを、今回のボーダフォン買収で実現するソフトバンクの携帯電話事業において、全面的に提供するという。 孫社長は、世界中で使用されている Vodafone Live!と Yahoo!JAPAN のコンテンツが連携することで、強力なコンテンツ戦略が行えるとし、ソフトバンクとの連携が英国 Vodafone にとっても大きなメリットとなることから、買収の合意につながったとも述べた。 「Vodafone(ボーダフォン)」のブランドは新しいブランドに変更されるが、半年〜1年かけて切り替える予定。新しいブランドについてはこれから検討する、としている。 周波数帯域に関しては、総務省との相談などを通して議論をして決めていくとしている。新規事業者として取得した帯域を手放す可能性があるのかどうか、現時点ではわからないようだ。 「Yahoo!BB で実現した ADSL の『価格破壊』を携帯電話でも実現するのか」という質問に対しては「まだ答える時期ではない」と述べられている。 また、孫社長は、グループの創業から本業として目指してきた「デジタル情報革命」の成就にまた一歩近づいたとし、「総合通信事業者という言葉では足りない、『総合デジタル情報カンパニー』が目標だ」と強く語った 発表会では、ヤフー社長 井上雅博氏、ボーダフォン社長 William T. Morrow 氏も挨拶を行った。
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