KDDI とテレビ朝日、4月のワンセグ開始から連動実験サービスを開始KDDI とテレビ朝日は2006年3月23日、2006年4月より本放送を開始する地上デジタル放送「ワンセグ」を含むモバイルメディアとしての携帯電話とテレビ放送の連動サービスについて、ビジネスモデル・サービスモデルの確立に向けた共同検討・検証、および試験的なテレビ番組連動サービスを行うことで合意したことを発表した。
ワンセグ対応の携帯電話を先駆けて発売し、また「au Shopping Mall」、「まとめて au 支払い」などの EC 事業者やコンテンツプロバイダー向けプラットフォームを持つ KDDI と、大型双方向番組の制作・実施ノウハウを持つテレビ朝日が、実際の地上波テレビ放送番組を使用した共同検証を行うことで、モバイルにおける次世代の通信と放送が連携するビジネスモデル確立を目指す。 発表会では、KDDI コンテンツ・メディア事業本部メディア本部メディア部長神山隆氏、テレビ朝日事業局デジタルコンテンツセンター長小西裕之氏、同プランニングプロデューサー西勇哉氏が登壇し、発表を行った。 共同事業検証は大きく分けて3つのアプローチで行われる。 第1に「テレビ媒体・データ放送による広告展開と連動する販売促進・認知促進などのプロモーション展開」。具体的には、音楽番組「オンタマ -音魂-」にて、番組提供社のプロモーションキャンペーンと連動したコンテンツ展開を行い、テレビ広告との連携によるサービスモデルの実効性を検証する。 第2に「テレビショッピングおよび番組関連パッケージ商品などのオンラインショッピングの展開」。情報番組「ちい散歩」のショッピングコーナーと、ショッピング番組「セレクションX」にて、番組で紹介する通販商品のプロモーションと注文を受け付けることにより、テレビショッピングに関連したEコマースの販売動態への影響について検証する。 第3に「テレビ朝日の番組と連動したオンラインコンテンツの展開」。木曜ドラマ「7人の女弁護士」ほか、番組連動データ放送を付与する番組にて、テレビ朝日の携帯サイト「テレ朝コンプリート」などで展開するオンラインコンテンツとの連携を行い、オンラインコンテンツの利用動向に与える影響を検証する。 広告・物販・コンテンツ販売が3つの柱となるというわけだ。 これらの試験的サービスは、ワンセグが正式スタートとなる2006年4月より順次開始される。 なお、今回の発表に関して、KDDI は「他局とも基本的に等距離」、テレビ朝日は「すべてのお客様に(サービスを)届けるのが使命」と述べ、試験・検証の上での協力関係であるとしている。
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