「ケータイでググる時代」〜KDDI、Google で PC サイトも検索対象にKDDI と Google は、2006年5月18日、同年7月より、KDDI が提供する au 携帯電話のインターネットサービス「EZweb」において、日本で初めて Google の検索エンジンを採用し、モバイル向けコンテンツと PC 向けコンテンツを統合した検索サービスの提供を開始することを発表した。
発表会において、KDDI コンテンツ・メディア事業本部長の高橋 誠 氏は、モバイル検索へのニーズが高まっていると述べ、PC コンテンツを含めた一般情報検索を強化するにあたり、Google と提携することになった経緯とした。 EZweb のトップページには「Enhanced by Google」のロゴとともに、これまでにはなかった検索窓が設置され、これまでのようにメニューリストからたどるだけではなく、PC のように検索を入り口としたインターネット利用が手軽に行えるようになる。 これまでの EZweb の検索機能では EZweb コンテンツしか検索できなかったが、PC 向けの一般サイトも検索されるようになる。高橋氏は「ケータイは物を調べるのに弱いといわれている」と述べ、検索対象を PC サイトまで広げることで「いろいろなものを見ながら、それをケータイでググる(Google で検索する)時代になる」とアピールした。 着うた/着うたフルといったダウンロード系コンテンツやショッピング情報などは、Google のエンジンで KDDI のデータベースを検索することにより、ダイレクトにダウンロード・購入ページへ誘導できるようになる。 これまではサイトをめぐりながら目的のコンテンツを探さなければならなかったが、EZweb のトップページで検索するだけで、販売しているサイトを探し出す手間もなく、ダイレクトにコンテンツのダウンロードにたどり着けるというわけだ。 Google のキーワード広告も取り入れており、検索結果からダイレクトに電話で問い合わせすることにも対応する。 KDDI 代表取締役社長兼会長の 小野寺 正 氏と、Google の CEO である Eric E. Schmidt 氏はビデオメッセージでコメントし、小野寺氏は2005年秋に Schmidt 氏と意見交換したことが今回の提携の始まりであったと述べた。 KDDI と Google は、今回の提携を「パートナーシップスタート」としており、今後の提携の拡大が期待される。 質疑応答では、GPS との連携や、検索ボタンの採用などのキーワードが記者側から連発したが、両社とも「将来的にはあってもおかしくはない」とし、将来的な期待を残しながらも、パートナーシップが始まったばかりであることを説明していた。 また、Google サジェストなどが使用している Ajax などの新技術への対応はあるのかという質問に対して、現在は予定にないと答えた上で、「PC サイトビューアと携帯電話のブラウザがマージされる日は近い」と述べ、今回の提携から KDDI がオープンインターネットの世界に対応していくことを改めて強調した。 なお、この Google エンジンによる検索機能は、1xモデルを含めた全モデルが対象になる。
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