同コンテストの課題は、新たに Microsoft がリリースした2種類のソース開示コンポーネント『USB Webcam Driver』と『DVR Engine』の両方、あるいはいずれか一方を使ったアプリケーション開発プロジェクトの創案と開発だ。
アプリケーション開発は、120日間有効な Windows CE の無償評価版と同 OS の開発ツールを使って行なわなければならない。
WindowsForDevices.com によれば、セキュリティセンサー、ゲーム、ロボット制御、顔認識など、制作物の目的に制約はないという。プロジェクト提出期限は、太平洋標準時の7月28日いっぱいで、優勝賞品は家庭用ゲーム機『Xbox 360』の本体、34インチ高品位テレビ (HDTV)、ゲームおよび Xbox 360 周辺機器といった、総額2500ドル相当の豪華セットだ。
Microsoft は2001年に、Windows CE のソース開示ライセンスプログラム『Windows CE Shared Source Licensing Program』(WCESSLP) を開始した。『Shared Source』ライセンスは、多くのオープンソースライセンスよりも少々制限が厳しく、商用目的の派生物を配布するには、Windows CE のランタイムライセンスを購入しなければならない。
最初に Microsoft が WCESSLP の下でリリースしたのは、Windows CE 3.0 だったが、現在は Windows CE 5.0 が対象になっており、カーネルライブラリ/ファイルシステム/デバイスマネージャ/ストレージマネージャなど、同 OS の大部分のソースコードを入手できる。
Microsoft の Windows Embedded 担当製品マネージャ Nick Sagez 氏は、次のように語った。「ソースの開示は、顧客の役に立っている。顧客は機器の改良や高速化などが可能になることに喜んでおり、その点こそ、われわれが成功を収めている点だ」