Linux/Java 搭載携帯の展開に関連し、Motorola が TTPCom 買収へMotorola は1日、ミッドレンジの携帯電話事業を補強するため、イギリスの携帯電話技術会社 TTP Communications (TTPCom) を買収することで両社が合意したと発表した。
Motorola の広報担当は、次のように述べている。「今回の買収は、価値ある半導体知的財産やプロトコルスタックを当社にもたらす」 また、TTPCom 買収で獲得するリソースは、Motorola の開発パートナー支援プログラム『MOTODEV』でも利用する。MOTODEV は、携帯電話や対話型テレビなど、Motorola のプラットフォーム用ソリューション開発リソースを総合的に提供するネットワークだ。 さらに TTPCom 買収は、携帯電話における Linux 搭載を推進する Motorola の計画にも合致する。同社は『ROKR E2』をはじめ、6機種で Linux を採用している。 買収額は TTPCom 株1株あたり現金0.45ポンドだが、前日終値で計算すると246%ものプレミアムを乗せた額となっている。総額は1億300万ポンド (約1億9200万ドル) だ。なお買収には、TTPCom 株主の承認が必要だ。 TTPCom 買収に関する Motorola の発表では、TTPCom のソフトウェアプラットフォーム『AJAR』獲得を冒頭に記している。同プラットフォームは、携帯電話用のアプリケーション フレームワークや標準アプリケーションを備え、メディア機能拡張版や Java 対応拡張版などがある。Motorola は AJAR を、ローエンドからミドルレンジのモバイル機器用プラットフォームとしている。 Motorola の Mobile Devices 部門社長 Ron Garriques 氏は、声明の中で次のように述べた。「TTPCom は、携帯電話用のソフトウェアプラットフォーム/プロトコルスタック/半導体ソリューションにおけるトップクラスの会社で、当社の技術ポートフォリオを大いに補完する存在だ」 TTPCom はイギリスのケンブリッジに本拠を置き、創業は1988年、従業員数は575人を数える。買収手続き完了後、TTPCom は Motorola の完全子会社となるが、今後もケンブリッジを拠点として活動を続ける。TTPCom の指揮は、Motorola の Mobile Devices Group の CTO、Rob Shaddock 氏が執ることになる。なお TTPCom 現 CEO の Tony Milbourn 氏は、同社のエンジニアリング/製品開発/製品サポート/製品管理を引き続き担当する。 関連記事 最新トップニュース
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