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2006年6月9日 14:00

Intel、モバイル用「無線接続技術の種類が急増」と予測

著者David Needleオリジナル版を読む海外海外発
Intel は、モバイルユーザーをインターネットや他のユーザーと結ぶ無線技術について、数年内に Wi-Fi 以外にも種類が増え、GPS、DVB (Digital Video Broadcast)、WiMax、UWB (Ultra-Wide-Band)、3G などを利用するようになるとの予測を示した。

Intel の CTO (最高技術責任者) Justin Rattner 氏は、同社がさまざまな研究活動を披露するために本社で開いたイベントにおいて、「2009年までに無線プラットフォームの急増を期待できる」と述べた。

Rattner 氏によると、Intel は、そうした無線通信技術をすべてモバイルパソコンに盛り込む際に直面する多くの課題に、自社の研究所内はもとより、提携企業と共に取り組んでいるという。技術者と開発者には、あらゆる無線技術とアンテナを狭いスペースに詰め込むという物理的な課題に加え、それらを互いに干渉することなく確実に動作させるという課題がある。そして、それら新しい無線技術がそれぞれ電力を必要とする中、省電力化にも取り組まねばならない。モバイルシステムの省電力化については、AMD など他のメーカーも精力的に進めている。

なお、『San Jose Mercury News』紙は今月3日付けの記事で、Intel が最近10年ほどの間に、パソコン用プロセッサ事業を超えた多角化を目指して、通信関連事業に100億ドル以上の投資を行なってきたが、それら事業が赤字続きのため、投資が無駄になっていると伝えた。そして、匿名情報筋の話として、同社が通信関連事業のいくつかの売却を検討中だと報じている。

同記事によると、Intel が売却を検討中の事業は、通信プロセッサ事業と『Xscale』事業のようだ。通信プロセッサ事業部門は、『IXP』ネットワークプロセッサ、および通信機器用の通信プロセッサ製品ファミリを製造している。Xscale 事業部門は、携帯電話向けのアプリケーションプロセッサ、およびスマートフォンやハンドヘルドコンピュータあるいは携帯型メディアプレーヤなど用のプロセッサ担当だ。

Intel の事業再編については今年4月、同社が90日間にわたる徹底的な事業見直しを始めており、再編によって10億ドルほどの直接的経費削減が見込めると、CEO (最高経営責任者) Paul Otellini 氏が発表していた。

だが Rattner 氏は、この事業見直しについて、通信関連事業の異なる側面に関するものであり、Wi-Fi や WiMax のような中核分野の研究開発に影響しないと述べ、次のように語った。

「(中核分野に) 投資を続ける姿勢は揺らいでいない。わが社は、無線技術が、通信プラットフォームにもっと組み込まれ、無線技術がプラットフォームの一部として、より密接かつ重要な要素になる、と展望している」

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