アジア進出に励む RIM、今度は台湾へResearch in Motion (RIM) がアジアへの進出を続けている。同社は22日、人気の高い多機能ハンドヘルド端末『BlackBerry』を今夏に台湾で提供開始する計画を明らかにした。
RIM (NASDAQ:RIM) と、台湾で GSM/3G 方式の移動体通信事業を展開する Taiwan Mobile が発表した声明によれば、Taiwan Mobile は端末と併せ、対応ソフトウェアとして、企業顧客向けに『BlackBerry Enterprise Server』、個人および小規模企業顧客向けに『BlackBerry Internet Service』を提供するという。 調査会社 Gartner のアナリスト Ken Dulaney 氏は、RIM が BlackBerry ユーザーに国際ローミング機能を提供する必要性を感じていると指摘する。 しかし、台湾での契約は、同社が先ごろ中国で結んだ契約と同じく、多くの不安もはらんでいる。 中国では、Eメールに関心の薄いユーザーとも対峙しなければならず、台湾でも同様のことが予想される。BlackBerry には現地の言語に対応した機種がほとんどないうえ、RIM は Eメールがまったく浸透していない市場に参入することになる、と Dulaney 氏は指摘する。中国や台湾では、ショートメッセージ サービス (SMS) がモバイルデータ通信の主役だ。中国ではさらに、提携相手でもある現地の移動体通信事業者 China Mobile Communications が、BlackBerry と並行して同種サービスを展開する。 RIM はこのところ、アジアへの積極的な進出を続けている。今月8日には、日本の NTT ドコモが、今秋から BlackBerry 端末を法人向けに提供開始すると発表した。 NTT ドコモのサービスでは、BlackBerry を GSM と 3G 両方のネットワークで利用できるという。NTT ドコモの契約者数は5100万人を越え、うち2400万人が3G サービスを利用している。 RIM は、5月にも韓国の通信事業者 KT Powertel と提携し、『BlackBerry 7100i』端末を同国で提供することを発表している。 なお RIM は現在、VISTO が起こした特許侵害訴訟を争っている。RIM と競合するモバイルソフトウェア ソリューションを手がける VISTO は、Sprint-Nextel や Vodafone といった大手移動体通信事業者を顧客に持つ。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース |
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